夏の挨拶“お中元”の今年の風潮は「身近な人に贈る」

東京ウォーカー(全国版)

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“夏のご挨拶”として、早いところでは6月下旬頃から贈られ始めるお中元。今回、そんなお中元に関してアンケート調査を実施したところ、今年の風潮として「お中元は身近な人に贈る」という傾向が浮かび上がってきた。

6月にお中元調査委員会が全国の704人(20代25%、30代25%、40代25%、50代25%・女性50%、男性50%)の男女に行った「お中元に関する調査」によると、過半数を超える人が「以前に比べてお中元を贈る数が減った」と回答。併せて、贈る相手について聞いてみると、「仕事関係に贈る人」は2割未満にとどまる結果となり、「親・兄弟姉妹」は5割以上、「親戚」は約4割、「仲の良い友人・知人」は約2割と、お中元を「親や親族など身近な人に贈る」と答えた人が6割を超える結果となった。東日本大震災後、身近な人との関係や絆が注視されているが、その影響はお中元に対する消費者の意識にも変化をもたらしている。「身近な人との関係を改めて見直す時代だから」「身近な人の喜ぶ顔が見たいから」といった理由で、お中元はビジネス上のツールから、近しい人への感謝の意を表すための元来の形を取り戻したようだ。

そこで、「お中元に贈りたいもの、贈られたいもの」に関する調査も行ったところ、贈りたい物で33.1%、贈られて嬉しい物で46.4%と、共にザ・プレミアム・モルツ(サントリー)などの“プレミアムビール”が1位となる結果に。洋菓子やハム類なども人気だったが、贈りたい物1位にプレミアムビールが選ばれた理由としては、「高級感がある」(66.6%)、「特別感がある」(47.5%)、「美味しいから」(46.3%)という声が多く寄せられた。一方、お中元で贈られたいもの1位としてもプレミアムビールが選ばれた理由は「美味しいから」(70.0%)だった。

特に「ザ・プレミアム・モルツ」は、ピルスナービールの本場である欧州において評価され、3年連続でモンドセレクション最高金賞を受賞したという功績もあるほどで、その美味しさには安心感すらあるが、2012年は新たに“ダイヤモンド麦芽”を加え、よりいっそう上質なコクと旨味を実現したものに生まれ変わった。身近な人の喜ぶ顔を引き出すのに打って付けの一品となっている。

昨今のビール不況を感じさせない今回の調査結果。身近な人に、お酒を飲んでゆっくりリラックスしてもらいたい、という思いも込められているのかもしれない。【東京ウォーカー】

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