金環日食効果で再注目? 七夕に関する調査、7割以上が「天の川を見たい!」

東京ウォーカー(全国版)

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もうすぐ七夕。この日は、年に一度、彦星と織姫が天の川の上でデートをする日といわれているが、金環日食の観測に沸いた2012年は、その“天の川”観測への関心も高まっているようだ。1919年7月7日に「カルピス」が発売されたことにちなんで全国の10代~60代の男女1236人を対象に「七夕に関する意識と実態」調査を実施したところ、7割以上が「天の川を見たい」と答えたことが分かった。

「七夕に天の川を見たいか」という質問に対して、「とても見たい」「まあまあ見たい」と答えたのは全体の7割。その理由として「自然の美しさを実感できるから」(75.5%)、「ロマンがあるから」(54.7%)などと自然の情景へのあこがれが大半を占めた。その一方で、「家族のコミュニケーションが良くなるから」(16.8%)、「友だちや恋人と楽しめるから」(10.8%)と身近な人とのコミュニケーションを望む声も目立った。

天の川観測への期待が高まった背景には、5月に観測されて大きな話題となった金環日食の影響もあるようだ。「金環日食を見たか」と聞いたところ、実際に見たり、テレビなどの映像で見たという人が全体の約9割(87.4%)に。また、“誰”と日食を見たかと質問したところ、「家族と見た」(52.1%)が最多で、「近所の人と見た」(4.7%)、「友だちと見た」(4.0%)という声も見受けられた。さらに「金環日食を見た人と会話が弾んだか」という問いには、「大いに弾んだ」「まあまあ弾んだ」という回答が9割弱(85.3%)に上った。神秘的な情景を見た感動を再び味わいたいという思いが、天の川への期待にもつながったのではないだろうか。

また、第1回から継続調査している「短冊に書きたい内容」に関する調査では、「健康について」(81.7%)が昨年に続きトップ。昨年5位だった「恋愛・結婚について」が54.9%で4位に浮上し、東日本大震災から1年以上が経過して生活者の関心が平時に戻りつつある様子を示した一方で、「政治について」(51.7%)の願いごとが昨年の7位から6位に上昇。昨今の政治の混迷を憂い、改善を望む声が多く見られた。

さらに、これまで七夕の短冊に書いた願いごとが叶ったことがあるかどうかの質問に対し、「ある」と答えた人が22.2%だった。「好きな人と席が隣になれました」(15歳女性)というかわいらしい恋愛の願いから、「入院していた友人の手術が成功したこと」(30歳男性)などと健康を願うものまで、叶った“夢”はさまざま。一方、「叶ったことがない」という答えは31.9%で、「覚えていない」という回答が45.9%だった。

当日、梅雨入りしている地域で“天の川”を見るのは難しそうだが、年に一度の七夕、晴れていたら夜空を見上げてみるのもよさそうだ。【東京ウォーカー】

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