岸田國士戯曲賞受賞の柴幸男の新作「朝がある」、絶賛上演中!

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劇作家・演出家・劇団ままごと主宰の柴幸男の新作「朝がある」が東京・三鷹市芸術文化センター 星のホールにて、7月8日(日)まで上演中。ループやサンプリングなど演劇外の発想を取り入れた演出を得意とする柴の作品だが、‘09年のラップミュージカル「わが星」初演にて演劇界に衝撃と感動を与え、’10年には同作品で岸田國士戯曲賞を受賞、翌‘11年には全国6都市にて上演された。

今回は、太宰治作品をモチーフにした演劇。朝の一瞬を、そこに存在するものすべての、思考、世界を舞台に閉じ込めようという挑戦だ。

今作上演にあたり、柴は「物語が動いていくと、人が死ぬことにつながります。“生”があって、“死”がある。今回の作品は、感傷に浸るのはやめようと思ったんです。『何かがある』にしよう、と。瞬間を切り取ろう、語ろう、と。舞台の中の時間は動いてないんです。この舞台の1章、2章、3章は何も見えないと思います。でも、ないものも見てほしい。何もない舞台にモノが見えてくる、そんな作品です」と語る。

演者は語り部の大石将弘のみ。物質も現象も生物も等しく扱い、時間と距離を自由に行き来し、今、ここに、何が、どのようにして「ある」のかを語っていく。まさに曲を歌うように語られていく「朝がある」の世界に、不思議と引き込まれていく舞台だ。

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