これぞ夏の風物詩!京都の“川床”を楽しむポイント
関西ウォーカー
これぞ“日本の夏”! 京都の夏の風物詩、川床の時期が今年も到来。1614年ごろから続いていると言われている、伝統ある“日本の夏”を楽しむためのポイントを編集部が徹底調査。川床に上がる前に、ぜひチェックして!
川床(納涼床とも)とは、料理店や茶屋が、川の上や屋外で川がよく見える位置に座敷を出して、そこで料理を楽しむもの。元々は祇園祭のころのみの風習だったが、現在では、早いお店は5月から、長いお店では9月末まで楽しむことができる。5月は“床”や“皐月床”、6月からは“本床”、9月は“後涼み”と、時期によってその呼び名が変わるところも、“季節感”を大事にする京都ならではの美しい文化だ。
そんな伝統文化・川床も、今では昔ながらの割烹料理を出している店だけでなく、和モダンな京懐石の店やワインダイニング、和洋折衷の創作料理などメニューはさまざま。お座敷気分を楽しめるお店もテーブル席で楽しめるお店もあり、全95軒それぞれが個性を光らせている。当日でも空席があれば入れてくれるお店もあるが、週末や休日などは人気で、基本的に予約でイッパイ、予約は必須となる。
川床を完璧に楽しむなら浴衣がオススメ。せっかくなので浴衣でオシャレして雰囲気を満喫したい。納涼床は、堅苦しい席ではないがくだけた席でもないので、節度を持った格好ならばOK。また、雨の時でも、川床の規定で店内に席が確保されているため、突然の雨でもドタキャンは禁物! 夕立も“夏の風物詩”だと思い、楽しんでしまおう。
この夏、京都旅行を予定しているなら、“京らしさ”や“夏”を満喫するために、ぜひ川床に上ろう!【関西ウォーカー】
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