なんと50万円!ザ・ローリング・ストーンズ50周年記念ウイスキーが発売
東京ウォーカー(全国版)
7月12日、都内でサントリー「ストーンズバー<ザ・ローリング・ストーンズ50周年記念ウイスキー>発表会」が開催された。発表会では、結成50周年を迎える世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のアイコンをモチーフにした数量限定ウイスキーをお披露目。価格はなんと50万円!
10月30日(火)から発売されるブレンディッドウイスキー「ストーンズバー<ザ・ローリング・ストーンズ50周年記念ウイスキー>」は、ボトルデザインはもちろん、中身にもこだわり抜いたウイスキー。150本限定で全国で発売される。
ボトルは、ザ・ローリング・ストーンズのアイコンでお馴染みの“リップス アンド タン”をデザインした、ベロ型のクリスタル製。ダイヤ型の飾り栓にもベロ型のレリーフを施し、高級感たっぷり。ロックミュージシャンが座る黒いソファをイメージした鋲打ちの台座に置かれ、ゴージャスな箱に入っているのもポイントだ。
また、その中味も他のウイスキーとはひと味違う。ブレンドされたウイスキーは、全てストーンズの活動の節目の年の原酒をチョイス。結成年である1962年や、リップス アンド タンマークが完成した1971年の山崎モルトをはじめ、東京ドーム初来日公演となった1990年の白州モルト・知多グレーンなど、数種類の原酒をブレンドし、今までにない特別なウイスキーに仕上がった。
発表会では、実際に同品の試飲も行われた。香りはレーズンやドライフルーツのような、濃く甘い香り。口に含むと、柔らかなとろみとなめらかさの中に、ココアやチョコレートにも似たほろ苦い甘さが口いっぱいに広がる。ふくよかで芳醇な香りが鼻から抜けて、まさに格別の味だ。驚いたのは後味で、飲んだ後もスパイシーなシナモンやキャラメル、スモーキーな深い味わいが、口の中にいつまでも残っている。
「アルコール度数は、50周年にちなんで50度。ストレートやロックでも美味しい味を作りました。20年から50年まで、年数が違う原酒をいかにうまく混ぜ合わせるかが面白いところでした。結果、ロックを感じさせる香り豊かでスモーキーなものが出来たと思います」と話すのは、チーフブレンダーの福與伸二さん。
ちなみに特別に教えてもらった調合では、グレーン・ウイスキーが全体の31%、モルト・ウイスキーが69%で、ここでは“ロック”にこだわりが。さらに、なんとロンドンにいるストーンズのメンバー、ミック・ジャガーへ発売前の同品を渡したところ、「グレート!」の一言をもらったエピソードも聞かせてくれた。
サントリー「ストーンズバー」シリーズは、今年6月に誕生した新ブランド。「ストーンズバー<ローリングホップ>」をはじめ、ビール類・カクテル・ハイボールとカテゴリーを横断したラインナップと、“リップス アンド タン”をデザインしたボトルで注目を集めている。
「シリーズとしては、若い世代の方が多く反応しています。今回の50周年記念ウイスキーは50万円と高価なので、ウイスキー好きの方や、ザ・ローリング・ストーンズのファンの方がターゲット。そして封を開けた時、是非後輩と一緒に飲んでもらいたい。若い方と世代を超えたコミュニケーションをしていただければ面白いのでは」と話すのは、サントリーの和田龍夫宣伝部長だ。
ロックなデザインとこだわり抜いた味が特徴のザ・ローリング・ストーンズ50周年記念ウイスキー。ストーンズファンやウイスキー好きの人は、自分へのご褒美として奮発してみては?【東京ウォーカー】
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