豪華メンバー集結!映画「20世紀少年」六本木ヒルズで完成披露
東京ウォーカー
8/7、六本木ヒルズ(東京都港区)のアリーナにて全3部作の大作映画「20世紀少年」の完成披露イベントが行われた。主演の唐沢寿明をはじめ豊川悦司、常盤貴子など豪華キャストと原作者の浦沢直樹、監督の堤幸彦などが登場した。
会場となった六本木ヒルズアリーナには、この完成披露イベントのために用意された、映画に登場する巨大ロボットが出現。「20世紀少年」全3部作の制作費60億円のうち4000万円がこのロボットとイベントを製作するためにあてられた。
映画の原作は「YAWARA」や「MONSTER」などで知られる浦沢直樹の人気コミック「20世紀少年」。主人公のケンヂが子どものころに書いた「空想の予言書」によく似た怪事件が続発。彼が仲間と共に、事件に潜む大きな陰謀に立ち向かうサスペンス。
ケンヂ役の唐沢は「早く第2弾が見たい」と公開が待ちきれない様子。原作者の浦沢が「マンガに負けない仕上がりで堤監督に感謝している。3回泣いた」。香川照之は「ことしの1月からの撮影で寒くて、3回以上泣いた」と応え、場を沸かせた。
子どもの頃何になりたかったかと尋ねられて、唐沢は「早く大人になりたかった。タバコも吸えるし、酒も飲める。『11PM』 も見れるから(笑)」。一方、「昔は肥満児だったけど、今はやせてよかった」という豊川と香川の答えに、石塚英彦がお茶目に怒る一幕も。
この映画への思いを一番熱く語ったのは、双子のヤン坊・マー坊役(二役)の佐野史郎。「1970年当時は僕も15歳。T-REXとかストーンズとかロックが大好きで、自分もロックスターのように、長生きはできないだろうと思っていた。僕の中でこの映画は昔見ていた東宝の怪獣映画と同じ。(出演できて)感激している」とこだわりを披露した。
映画「20世紀少年」第1章は、8/30(土)に全国東宝系で公開。第2章は09年1/31(土)に公開を予定している。
なお、この完成発表イベントのために製作された巨大ロボットは、イベントを終えるとすぐに六本木ヒルズ内のアリーナから撤収した。4000万円分が一瞬でなくなるのはもったいないと思ったが、この製作披露イベントにかけるスタッフの思いの一端を垣間見ることができた。【東京ウォーカー/中道圭吾】
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