失敗しても水に流せない?知らないと困る外国のトイレ事情

東京ウォーカー(全国版)

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海外旅行で文化の違いを痛感するもの、それは“トイレ”。初めての旅先でトイレトラブルに巻き込まれないために、ある程度の予備知識は持っておきたいところだが、そんな海外の気になる“トイレ事情”を、旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」がグラフィック化し、同社プロデュースのサイト「トリップグラフィックス」で公開した。

「トリップグラフィックス」では毎回、旅行に関するさまざまな情報を視覚的に分かりやすく表現した“インフォグラフィックス”で公開している。第37回となる今回は「海外トイレ事情」をテーマに、各国のトイレの“ウンチク”や、あらゆる言語でのトイレの場所の聞き方、文字表記などを紹介。事前に知っておきたいトイレ情報が盛りだくさんの内容だ。

例えば「トイレはどこですか?」と尋ねる言葉。日本では気軽に聞けることでも、海外ではなかなかハードルが高い。英語だけでも「トイレ」「レストルーム」「ウォッシュルーム」「ラヴァトリー」など、さまざまな言い方がある“トイレ”だが、日本人がよく使いがちな「ウェア イズ ザ トイレ」は、主にオーストラリアや南アフリカで使われているようだ。ちなみにアメリカでは「ウェア イズ ザ レストルーム」、イギリスでは「ウェア イズ ザ ラヴァトリー」と、英語圏でもさまざまなフレーズが見られる。

各国のトイレにまつわるウンチクは“お国柄”が表れているものが多く、かなり興味深い内容。ニューハーフが多いタイでは、男性を表す青のマークと、女性を表す赤のマークが半分ずつついた男女兼用のトイレが増えており、この設備を取り入れた学校も登場している。また、環境先進国のフィンランドでは、微生物を使って分解し堆肥化する「コンポストイレ」の普及が進み、別荘地帯や地方の家庭、都会の集合住宅などでも多く設置されているようだ。犯罪の温床となりうる公衆トイレにブラックライトやブルーライトを取り入れているのはオーストラリア。血管が見辛くなり注射を打てないようすることで、麻薬犯罪の防止につながっている。

そのほか、最も優れたトイレに贈られる「ルー・オブ・ジ・イヤー」という賞があるイギリスや、小指を立てる仕草がトイレを意味するインドなど、まだまだ知られていないトイレにまつわる話は世界にたくさんあるようだ。文化の違いを楽しむのも旅の醍醐味のひとつだが、せっかくの旅行が苦い思い出にならないように、身近なトイレから勉強してみよう!【東京ウォーカー】

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