関西で記録的な動員!東京上陸「ツタンカーメン展」人気の秘密とは?

東京ウォーカー(全国版)

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3月17日より大阪天保山特設ギャラリーで公開され、記録的な動員となった「ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実~」。関西ではあまりの人気に会期が予定より約1か月延長され、来場者数93万3130人を記録したという“お化けイベント”だ。同展がいよいよ8月4日(土)より、東京・上野の森美術館に上陸!オープニングセレモニーでは「東京は、日本美術史上最多の記録を作るのでは」と株式会社フジテレビジョン代表取締役会長日枝久氏も力を込めた。早速、編集部では、ひとあし先にプレス内覧会へ。その人気の秘密を探ってきた。

同展は、2004年スイス・バーゼルを皮切りにボン、ニューヨーク、ロンドン、メルボルンなど世界各都市を巡回し、1000万人以上という驚異的な入場者数を記録した話題の展覧会。この世界的な巡回も、いよいよ東京が最後となり、さらなる注目が集まっている。

「今回、世界各国を巡回してきて、日本の東京・上野の森美術館がラストとなります。東京で開催されるのは、1965年に開催され、日本美術展史上・最多入場数を記録した“ツタンカーメン展”から47年ぶり。この後は、エジプト考古学博物館(カイロ博物館)へ戻り、新設されるグレートクエロミュージアムに返却されるため、今後、貸し出しされることはないと思われます」と同展スタッフ。日本では、もう一生見ることはできない(!?)展覧会なのだ。歴史的にも貴重であり、まさに一生に一度見られるかどうかという展示品の数々は見逃せない。

また、世界最大のミステリーに触れることができるというのもポイントが高い。古代エジプト第18王朝のツタンカーメン王は、なんと9歳で即位し、19歳の若さで死亡したと推定されており、ほかの王墓が盗掘されていたにもかかわらず、ツタンカーメン王墓はほとんど完全な形で副葬品が残っていたこと、発掘にかかわった人々が次々と謎の死をとげたことなどから“20世紀最大のミステリー”と呼ばれ、注目されているのだ。

近年、この少年王ツタンカーメンの謎が、科学と考古学の融合によって解き明かされているとのことだが、世界的なエジプト考古学者ザビ・ハワス博士は、CTスキャンやDNA鑑定によって、ツタンカーメン王の健康状態、死因、死亡年齢、親子関係など、今まで仮説の域を出ることがなかった真実が明らかにすることに成功。今回の展覧会も、3000年以上のミステリーが解き明かされて行く面白さを加えた、斬新で画期的な内容となっている。

今回、展示されるのは「ツタンカーメンの黄金のカノポス」(ツタンカーメンの内蔵が保管されていた器)をはじめ、ツタンカーメンのミイラが身にまとっていた黄金の襟飾りや短剣など、ツタンカーメン王墓から見つかった副葬品約50点など、日本未公開の展示品を含むエジプト考古学博物館(カイロ博物館)所蔵の122点。是非ともお見逃しのないよう!【東京ウォーカー】

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