羽毛恐竜に最新ロボ!首都圏“2大恐竜展”がアツい!!
東京ウォーカー
毎年人気を博している恐竜展だが、この夏は首都圏で特徴あるイベントが、千葉・幕張と神奈川・横浜で2つ同時期に開催されている。世界初の“羽毛恐竜”の展示や、最新技術によるド迫力の恐竜ロボットなど、それぞれの魅力を紹介しよう。
まずは千葉の幕張。幕張メッセ 国際展示場にて「世界最大 恐竜王国2012」が9月23日(日)まで開催されている。世界各地から集めた恐竜の化石群や全身骨格を中心に、40種50体、200点以上が展示されているが、中でも見ものとなるのは、世界初公開となる羽毛に覆われた巨大恐竜“ユティランヌス・フアリ”だ。
この恐竜、2012年4月に論文が発表されたばかり。全身に羽毛が残されており、その骨格の特徴から祖先的なティランノサウルス類と考えられる。化石、復元全身骨格、さらに羽を持った生態モデルが展示されているので、是非チェックして欲しい。
迫力満点の巨大恐竜の全身骨格も見逃せない。2本足で立った「ズケンゴサウルス」は、高さ約17mで天井に届く勢い。下から見ても、スロープに登って高い位置から眺めてもおもしろい。また、今回一番の大きさを誇る「ディプロドクス」は全長27mの草食恐竜。巨大な体に比べ、頭部がウマほどしかないアンバランスさも興味深い。
さらに、恐竜の日常生活がイメージできるようにいくつかの骨格同士を「対決」させた展示も見逃せない。噛み付いたり、倒されていたりする姿から、想像をふくらませて見学できるのがポイントだ。
次に横浜では、パシフィコ横浜にて「ヨコハマ恐竜展2012~福井県恐竜博物館コレクション~」が8月27日(月)まで開催中だ。福井県恐竜博物館の化石コレクションや約70点の復元骨格により、恐竜の誕生から絶滅までの過程をたどる同展で注目したいのは“恐竜ロボ”。見る人の動きに反応して、鼻息や鳴き声で威嚇するティラノサウルスや、まるで微笑んでいるかのようなユーモラスな表情を見せてくれるヴェロキラプトルなど、日本の最新技術で復元された恐竜は必見だ! まばたきまでする6種のロボの生き生きとした(!?)姿に、想像力が膨らむこと間違いなし!!
また同展では、会場に入ってすぐのスクリーンで、恐竜映画「ダイノシアター」が上映されているので、展示の前に恐竜について予習すれば展示を100%楽しめる。これもうれしいポイントだ。
いよいよお盆休みながら、まだ出かける予定が決まっていない人も多いはず。海やプールもいいけど、屋内の展示ホールで涼しく楽しく恐竜について学んでみてはいかが?【東京ウォーカー】
◆世界最大 恐竜王国2012
住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2-1 幕張メッセ 国際展示場 10・11ホール
開館時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
休館日:なし
料金:大人2500円、小・中学生1200円、未就学児無料
交通:JR海浜幕張駅南口より徒歩5分元町駅より南へ。徒歩約5分
問い合わせ:0570-064-708(キョードー東京)
◆ヨコハマ恐竜展2012~福井県恐竜博物館コレクション~
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 パシフィコ横浜 展示ホールA
開館時間:10:00~18:00(最終入場17:30)
休館日:なし
料金:大人1600円(土日1800円)、子供800円(土日900円)ほか
交通:みなとみらい線みなとみらい駅5出口より徒歩3分
問い合わせ:045-664-6610
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