石原裕次郎×三船敏郎2大スター共演! 幻の傑作「黒部の太陽」が44年ぶりスクリーン解禁

関西ウォーカー

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昭和を代表する大スター石原裕次郎。没後25年を経てもなお、多くのファンから愛され続ける彼が自ら企画した超大作『黒部の太陽』が、「裕次郎の夢~全国縦断チャリティ上映会~」と銘打ったイベントで、劇場公開から44年ぶりにスクリーンによみがえる。

小説家・木本正次の同名小説を基にした『黒部の太陽』は、世紀の難工事といわれた黒部ダム建設の苦闘を描いた1968年公開の日本映画。映画界の2大スター三船敏郎と石原裕次郎が企画し、当時としては破格の3億8千万円の制作費が投じられ、公開時には観客動員数730万人を記録する大ヒットとなった。しかし、「映画は大きなスクリーンで見てほしい」という裕次郎の意思に基づき、本作は1968年の劇場公開以降、ノーカット版はVHSやDVDなどのソフト化はされず、イベントなどの特別上映以外では、一般公開されることがなかった“幻の超大作”である。

今回のチャリティ上映会の記者発表会に出席した、実行委員長で石原裕次郎夫人の石原まき子は「若者の時代の裕次郎が、どれだけ大きな映画を作ったかを皆さんに見ていただきたいと思います」とコメント。同じく会見に出席した『黒部の太陽』チーフカメラマンの金宇満司は「当時の映画界で原作小説を読み“これを映画にしよう”と想像できたのは裕次郎さん以外にいなかった。映画化の話を聞いた時は“すごいことをやるな!”と驚いたことを覚えています』と語った。

現在、日本全国を縦断中のチャリティ上映会は9月以降、大阪、兵庫、京都、奈良などの近畿圏で相次いで催される。上映スケジュールは上映会の公式サイトで確認できる。上映会の収入から運営経費を除いた全額が、東日本大震災の被災者に義援金として送られる。

【取材・文=関西ウォーカー編集部 鈴木大志】

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