【連載「ミスキャンパス立命館2012通信」Vol.4】初のファイナリスト6名勢ぞろい!~細やかに美しく。「つまみ細工」~

関西ウォーカー

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長かった大学生の夏休みも残りわずかとなってきました。ファイナリストが行っている文化体験も終盤を迎えています。それらの模様はこちらで掲載させていただきますので、これからも目を通していただけると幸いです。

さて、今回紹介させていただくのは凸凹庵様で体験させていただいた、つまみ細工です。「つまみ細工」というのは、京都の伝統的な手工芸で、着物の余り布を小さく正方形に切ったものを使います。その名前の通り、針を使わず、「つまむ」ことで草花や蝶などを表現します。主に舞妓さんの花かんざしに使われますが、最近ではお正月、成人式、七五三などの特別な日にも用いられています。

こちらで「つまみ細工」を体験される方は、家族連れや観光客が多く、一度に8名まで体験させていただけるそうです。細かい作業が多いのですが、男性の体験者の方もいらっしゃるとのことです。卒業シーズンが近くなると、娘さんのために作りたいという要望も多数あるそうです。

それではここから体験の様子です。

つまみ細工ではコサージュ、ピン、ブローチなどの中から土台となるものを決めるところから始まります。そして、次に、正方形の布を15枚選びます。「この15枚の布の組み合わせに個性が出るので、布選びにとても時間をかける方もいる」と、つまみ細工の先生がおっしゃっていました。候補者たちはミスキャンパス立命館2012のイベント当日に着る予定の振袖の絵柄に合わせて布を選び、「かわいいものを作りたい!」と意気込んで作業スタート!!

まず、さがりになる部分の小さい布を一枚ずつつまんでいき、それをあらかじめ、のりを塗っておいた板の上に置いていきます。1センチほどしかないため、ファイナリストたちは集中して黙々と作業を行っていました。完成後、候補者は「難しい作業だったので苦労したけれど、かわいいものができてよかった!」「自分の個性が出せて自分だけのものができた!」と言い、最初の意気込みの通り、かわいらしいものができたようです。

こちらで制作したつまみ細工の完成品を11月25日に行われるミスキャンパス立命館2012のイベントにて、ファイナリストが身に着けて披露する予定なので、お楽しみに!

今回も文章はミスキャンパス立命館2012実行委員の白井寛人が担当いたしました。最後まで読んでいただきありがとうございました!

【文=ミスキャンパス立命館2012実行委員 白井寛人】

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