新店続々!池袋駅西口が“ホルモン街”に
東京ウォーカー
エスニックレストランやオヤジ系立ち飲み屋など、ディープなイメージが色濃い池袋駅の西口エリア。そんなイメージをいっそう強めそうな変化が起きている。なんと、鮮度抜群のホルモンを看板メニューに据える店が08年だけで5店も誕生。一躍“ホルモン焼き激戦区”へと様変わりしたのだ。
そもそも、西池袋にはホルモン通が足しげく通う老舗が存在。全国各地の上等な食肉が集まる芝浦市場や産地直送のホルモンを使うなど、その味は都内屈指。それを知ってか知らいでか、新規参入店のホルモンもお墨付きの逸品ぞろいだ。
なかでも注目が、荻窪の名店の姉妹店「ホルモン焼肉 縁〜えん〜 池袋店」。荻窪の名物“壺ホルモン”が池袋に進出。ホルモンは部位ごとに包丁の入れ方やタレなど細部まで変え、最良の食感と味を生み出している。名物壺ホルモン(780円)は、1日塩漬けしたホルモンをもう1日特製辛味噌に漬けて熟成。そのまま豪快に焼き上げてから切る。
国産ホルモンをリーズナブルに味わえる「あぐり亭」も見逃せない。群馬産の豚ホルモン全18種が1皿300円均一という衝撃価格は、肉卸問屋直営ならでは。平日は人気ホルモンが日替りで1皿100円に。中でも1頭から少量しかとれない希少部位「のどカシラ」(300円)は、押し返してくるような歯ごたえと、ジューシーさを併せ持つ。
産地直送の安くて新鮮なホルモンが約20種そろう「炭焼ホルモン大成食道 池袋店」も注目。4種の唐辛子と果物などで作る“ヤンニョムダレ”が、ホルモンの甘味と絶妙に絡む。
ブームのはるか前から路地裏にたたずむ老舗「ホルモン焼 柳」は、ホルモンの種類こそ少ないが、創業以来変わらない値段と質で通を魅了し続けている。看板メニューは牛ホルモンを甘辛い自家製味噌に漬けた「ホルモン」(580円)。おろしニンニクがホルモンの甘味を引き立てる。
いまこの瞬間にも、激化している西池袋ホルモン闘争から目が離せない!【東京ウォーカー/荒木紳輔】
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