【写真多数2】あの「真珠の耳飾りの少女」が神戸に!東京で約75万人を動員した「マウリッツハイス美術館展」が本日9/29(土)から神戸市立博物館でスタート!

関西ウォーカー

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青いターバンを巻いた美少女。

絵画において、これほど有名で日本人に愛されている女子はいないのではないだろうか。

そんな彼女が2000年の大阪での展覧会以来、12年ぶりに関西にやってくる!! というだけでも大事件! ここまで言っても、まだ「誰?」な人は武井咲ちゃんが同じ格好に扮装した姿をテレビで見かけたことはないかな? そう、その話題の展覧会が11/3で開館30周年を迎える神戸市立博物館でいよいよスタート。行列必至の展覧会前日、館内に潜入し感じたことを編集部・島田が最速レポートしちゃいます!

さてさて、この「マウリッツハイス美術館展」のすごさと言えば、先日会期を終えたばかりの東京で3か月で75万8000人を動員したほど。日本で見られるのは、残すところ本日からの神戸のみとくればテンションがあがりますよね! そもそも、行列覚悟でも行きたい理由は、青いターバンの少女、つまり「真珠の耳飾りの少女」のみの力なのかしら?

さにあらず!!

今回の巡回展はオランダにある、小さな邸宅の改築工事に端を発します。所蔵作品が少ないながらもオランダでは「「絵画の宝石箱」と称されるほど上質なコレクションと親しみやすさで有名な「マウリッツハイス美術館」。増築に伴い、作品を移動させなきゃ、という絶妙なタイミングで海外への貸し出しが決まったというわけ。

今展では、そのうちの48点が日本へ上陸。

オランダでも屈指の美術館が所蔵する作品ですもの、すごくないはずがない! しかもそれが、オランダまで行く労力とお金をかけずして見られるとは、とんでもないラッキーですよね。

前述のヨハネス・フェルメール作「真珠の耳飾りの少女」を筆頭に、光と影の魔術師と称される、レンブラントの「自画像」や満面の笑みを見せる「笑う少年」(フランス・ハルス)。

また、ぜひ見ていただきたいのは「聖母被昇天(下絵)」(ペーテル・パウル・ルーベンス)。見た瞬間、日本人なら、「フランダースの犬」のあの名シーンを思い浮かべるのでは!?

館内は、風景画や歴史画からトローニ(写実的な肖像画とは異なり、不特定の人物を描いた頭部図のこと)まで全6章にわけて構成され、17世紀のオランダ黄金時代の名画が一挙に見られるまたとないチャンス。暗く落とされた照明がいっそう作品の雰囲気を効果的に演出していてドキドキしちゃいました! 暗闇のなかで「真珠の耳飾りの少女」に見つめられている図を想像してみてください。マウリッツハイス美術館長「エミリー・ゴーデンカー」氏が「うすい絵の具を何層にも重ねてイリュージョンを作りだしている」とおっしゃいましたが、透明感のある肌に今しがた舐めたかのような唇の光沢・・・それはそれは、時空も時代も超えて、少女がいきいきと現代に甦るよう。余談ですが、会場では武井咲ちゃんの声で音声ガイド(500円)が流れるのもポイントですね。

また、作品を見終わったあとのお楽しみといえば、展覧会でしか手に入らないグッズ。

オランダ生まれの「ミッフィー」が「真珠の耳飾りの少女」に扮した限定グッズなど、私もついつい買ってしまったかわいくて、洗練されたグッズが盛りだくさん。

会場には“真珠の耳飾りの少女”になりきれる撮影ブースも登場しますので、ぜひ美少女の絵と並んで記念撮影を堪能してみてくださいね!

【取材・文=関西ウォーカー/島田幸絵】

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