“夜お茶”が進化!“カフェ酒”が女性に人気
東京ウォーカー
昨年秋頃に話題となった“夜お茶”ブームが少し変化を見せ、今年に入って“カフェ酒”が注目を集めているという。
1軒目でお酒を飲んだあと、カフェでお茶を飲みながらまったりと夜を過ごす“夜お茶”と違い、“カフェ酒”は、最初からカフェでお酒を飲むスタイル。お酒の苦手な人は気がねなくソフトドリンクを頼めるなど、ゆる〜い雰囲気でくつろぎながら飲めるのが特徴だ。
「昨年末から今年にかけて、アルコールの売上は上がっています。20代後半から40代の仕事をしている女性の利用が多いですね」と話してくれたのはミニボトルのスパークリングワイン(900円)やカンパリオレンジ(850円)などのカクテルを置く「カフェ・ラミル新宿モア4番街店」店長の村松さん。
実際、みんなどのように使っているのか尋ねてみると「お酒が好きな方と苦手な方が一緒に見えて、アルコールとソフトドリンクで乾杯されたり、1人で来て2杯程度飲まれて帰られる方も多いです」との答え。バーよりも入りやすく、働く女性が仕事帰りに“ちょい飲み”できる事が人気の秘訣のようだ。
カクテルだけではなく、ワインなどを楽しめるカフェも人気だ。「イルピノーロ・カフェ 表参道」では、場所柄グラスワインがよく出る。ボトル単位ではなく、ヴーヴクリコをグラスで気軽に楽しめることで話題の同店でも、アルコールの売上は上がっているという。
こうした状況には、不景気の関係も。「これまでは2軒目に喫茶店を選んでいた方が、カフェでお酒が飲めるならと1軒目を省くようになったのではないでしょうか」(村松さん)。男性が格安ラーメン店や牛丼店で乾杯をするように、女性はカフェで雰囲気やスタイルにこだわり数杯のお酒を楽しむなど、お金を上手に使っているようだ。
ちょっと飲みたい時やオシャレな雰囲気でくつろぎたい時、入りやすくて手軽なカフェで1杯飲んで帰るのが、これからのスタンダードになるかも。【東京ウォーカー/白石知沙】
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