スマホケースの進化形？世界初となる音楽付きiPhone5ケースが限定発売！

相変わらず予約待ち状態が続くアップルの人気スマートフォン、iPhone5。発売以来、続々と関連商品が発売しているが、このたび、iPhone5のケースに音楽アルバムが付くという、世界初の商品が開発された。

今回の商品は、その機能の通り、「ミュージックジャケット＝MJ」（3500円）。“オキナワン・ポップス”の先駆者として国内外で活躍するりんけんバンドと、スマートフォンアクセサリーメーカーのアイラボファクトリー株式会社のコラボレーションにより、実現した。

「ミュージックジャケット＝MJ」の第1弾となるのは、11月1日（木）にリリースされる、りんけんバンドのアルバム『黄金三星 kugani michibushi』。iPhone5ケースと一体型になっているUSBメモリにアルバムの楽曲が収録されていて、ケース表面にはアルバムと同様のジャケットデザインがプリントされ、装着面には楽曲名が記載されている。 ケースなのに、装着した瞬間すでに音楽をまとっている（＝内蔵している）という、世界初の商品だ。

今回の企画は、アイラボファクトリー株式会社代表取締役社長の加古直秀氏と、りんけんバンドのリーダー・照屋林賢が、先日、沖縄で行われたアップルユーザーによるシンポジウム「Apple User Group Meeting in OKINAWA」で対面したことにより、話がスタートした。

現在は発売に向けて最終調整中。アイラボファクトリー株式会社経営管理部広報課長の紅林隼人氏は「ニューアルバムの質を落とさず、そのままの状態でいかに表現できるかという点が難しかった」と話す。

また、第1弾としてりんけんバンドをチョイスした点については、「沖縄音楽のルーツであり、日本を代表する音楽グループでもあるので、“世界初”の商品ということもあり、りんけんバンドが最初にピッタリだという思いが強かった」（紅林氏）と理由を明かした。

最後に紅林氏は、「MJ企画をスタートさせたことにより、さらなる広がりが出ることを期待しています。今回、第1弾を世に出せたということで、MJがワールドワイドに広がっていく可能性を感じています。まずは、日本全国にりんけんバンドのすばらしさを伝えたいので、多くの方々に活用してもらいたいと思っています」とPRした。

iPhoneと音楽という親和性を活かしたこの「ミュージックジャケット＝MJ」は、これまでの枠を一歩抜け出し、今後のスマートフォンケースの進化を占う商品となりそうだ。

同商品は、愛知・名古屋市にあるスマートフォン専門店「iSmart Phone」、沖縄・北谷町にある沖縄料理と音楽が楽しめる「okinawan musicカラハーイ」のほか、全国のCDショップにて、11月15日（木）より500台限定で発売される。【東京ウォーカー】