【連載「ミスキャンパス立命館2012通信」Vol.12】ファイナリスト3名が京都の街を美しい着物で歩く「あの人たち」に変身してきました!
関西ウォーカー
ミスキャンパス立命館まであと1週間を切りました。イベントの練習中にファイナリストそれぞれがいかにして自分の姿を見てもらおうか考え、試行錯誤しながら一生懸命に練習している姿が実行委員の目に印象的に映りました。
さて12回目に紹介させていただく候補者活動は舞妓体験です。着倒れの街、京都のイメージとして舞妓を連想する方も多いのではないでしょうか?舞妓体験に参加したファイナリストは高橋さん、望月さん、堀さんの三名です。白塗りした自分はどんな姿になるのか、期待と不安が入り混じった様子でした。また、自分の舞妓姿だけでなく、互いの舞妓姿を見ることを楽しみにしているとも言っていました。
舞妓体験に協力していただいたのは銀閣寺に程近い舞妓変身処京みやび様です。三名は普段の化粧を落としてから舞妓さんの化粧をしてもらいました。水で練られたおしろいを塗ったあと、鏡で自分の姿を見たファイナリストは三人とも自分の姿にとても驚いていました。その上に眉をかき、唇に紅を引いて舞妓さんの顔になった三人はとても楽しそうでした。
次は着物選びです。30種類以上ある色とりどりの着物から高橋さんは黄緑色の着物、望月さんは水色の着物、堀さんは淡いピンクの着物を選びました。帯は仕掛け帯という元々形ができている帯を使い、さらにかつらもつけていくと普段の様子とは全く異なる舞妓さんの出で立ちになりました。
京みやび様の話によると舞妓さんの使う帯は普通のものよりも長く、6m以上ある丸帯を使い、「だらり」という結い方をするそうです。また、この結い方をするのは京都だけであると聞きました。ファイナリストは今回かつらをつけましたが、本物の舞妓さんはかつらではなく、自髪を結って髪型をつくるため、一度結うと10日は解かずにそのままだそうです。寝るときも時代劇で見るような高枕を使い髪型が崩れないようにしているとのことでした。
舞妓さんはおこぼという通常の高さよりも高い下駄を履くためあまり高身長の方はいないらしく、普段身長の低さを気にしている望月さんは「今日だけは嬉しい!」と言っていました。体験後、「かわいい着物や髪飾りをつけられて嬉しかった!」「お化粧の仕方も帯の長さも結い方も髪型も普段とは全く違い、完成した姿に驚きました!一生の思い出です!」とファイナリストは述べていました。外国人の方の京都のイメージの一つに舞妓さんが上がってくると思います。その舞妓さんについてどれくらいのことを一般の日本人が知っているでしょうか?単に綺麗な着物を着ているだけではない舞妓さんの姿というものが舞妓体験をすることで見えてくるかもしれませんよ。今回も実行委員の白井寛人が文章を体験させていただきました。
【文=「ミスキャンパス立命館2012」 実行委員 白井寛人】
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