欧米に集中する世界遺産!遺産登録数No.1はイタリア

東京ウォーカー(全国版)

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2011年6月、日本では平安時代末期の寺院や遺跡群が多く残る平泉(岩手県南西部)が、「平泉 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として世界遺産に登録され、話題になった。現在、ユネスコに登録されている世界遺産の数は962件(2012年11月時点)だ。

そのうち、文化遺産が77%を占め、自然遺産20%、複合遺産3%という割合になっている。地域別ではヨーロッパと北アメリカで48%と、実に半数近くの世界遺産が欧米に集中しているが、なかでもイタリアは遺産登録数が世界一の数を誇っている。

たとえば、47件もの遺産登録があるイタリアでは、ピサの斜塔が立つ「ピサのドゥオモ広場」や、1ユーロセント硬貨の裏面にデザインされている「デル・モンテ城」、コロッセオのある「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」などの世界遺産が有名だ。

次いで、ランキング2位となったのはスペインで、同国には44件の世界遺産が登録されている。カタロニア・モダニズムの最も良く知られた作品例である「サグラダ・ファミリア」は、「アントニ・ガウディの作品群」として、建設途中ながら、2005年に世界遺産に登録された。ちなみに、遺産登録数3位は中国(43件)、4位はフランス(38件)、5位はドイツ(37件)、日本はカナダと並んで14位(16件)だ。

今回、このように世界各国にある世界遺産の数字に着目して分析したのは、世界最大の旅行サイトのトリップアドバイザー。同サイトでは、他にも芸能や伝承、儀礼など232件が登録されている「無形文化遺産」や、書物や映像などの記録物245件が登録されている「世界記憶遺産」なども紹介している。旅に出かけた際は、これらの人類共通の財産である世界遺産やその他の遺産の数々を、有形無形問わずに堪能してみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー】

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