お茶を通じて本物の京文化を楽む!サントリー伊右衛門「一期一会」秋のお茶会を体験レポート!
関西ウォーカー
11月30日、京都・祇園でお茶会 伊右衛門「一期一会」が開催。会に参加してきた編集部・森がさっそく、その様子をレポートします!
「お茶を通じて、日本の豊かな生活文化を愉しんでいただきたい」という主催者の思いから、一般の人を対象に、2006年に始まったお茶会。登録有形文化財に指定される祇園新地・甲部歌舞練場内 八坂倶楽部を会場に、歴史ある京都らしい空間で、氷出し碾茶の試飲、芸妓舞妓さんによる京舞、お点前など、本物の京文化を体験することができます。
入り口に入るとまず、芸妓さんがお出迎え。いたるところに伊右衛門カラーの緑色が使われていて、場内にはCMでお馴染みの曲が流れています。進むと、茶葉の展示スペースがあり、京都福寿園 茶匠・谷口良三さんから、おいしいお茶を作るための茶葉のブレンドについて説明を聞くことができます。10月2日に発売された新しい「伊右衛門」は、茶匠・谷口さんが200種以上の茶葉から甘みや渋みなどのバランスを考えて厳選し、限りなく急須で淹れた抹茶入り緑茶のようなコク・深みを追求したものだそう。谷口さんのお茶に対するこだわりと思いを感じて、より「伊右衛門」のファンになりました♪ 新しい「伊右衛門」は、抹茶の粉末が入っているので、よく振ってから飲むのがポイントだそう。建物の奥には、美しい廻遊式庭園があり、ここでは舞妓さんとの記念撮影も楽しめます。
会場の2階では、24時間かけて抽出した京都福寿園の氷出し碾茶がいただけます。碾茶の茶葉は、流通に出ていないので非常に珍しいものなんだとか。僭越ながら森が味を表現するならば、口あたりは、サラサラというより、少しとろっとした感じ。深くみと甘みのある濃い味わいでした。
そして、同会場で、京文化の本流である「京舞井上流」の芸妓舞妓さんの京舞を鑑賞。日本人形のように艶やかな芸妓舞妓さんの姿と美しい舞いは思わず目が釘づけに!
再び部屋を移動して、いよいよお茶席に。祇園甲部の芸妓舞妓さんによるお点前とともに、京都福寿園のお抹茶、お菓子が味わえます。静かな会場で参加者の視線がいっせいに、お茶を立てている芸妓さんに注がれます。この光景もまた美しく、ぜいたくな空間でいただくお抹茶とお菓子はまた格別です。こうしてお茶会は終了し、本物の京文化の体験に大満足したひと時でした。
【取材・文=増刊編集部/森智美】
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