ダブルダッチのパフォーマンスがすごい!東大の学園祭で会場全体が大盛り上がり
東京ウォーカー(全国版)
11月下旬、東京大学で3日間「駒場祭」が行われ、約11万5千人と多くの人が来場。活気あふれる学園祭となった。なかでも、会場を盛り上げていたのが、二本の縄を使ったパフォーマンスを披露するイベント「ダブルダッチの宴」。東大生を中心としたダブルダッチのインカレサークルD-act内のグループ「ダブルダッチZIXA(ジグザ)」の金子大倫さんは、「ダブルダッチは、そんなことができるのか!というアイデアを見ることができるので、楽しいんですよ」と、笑顔を見せた。
実は、金子大倫さん、小林紀穂さん、杉山晃貴さんの3人が構成する「ダブルダッチZIXA」は、アシックスが“夢を応援”するために実施した「ASICS 33DREAMSキャンペーン」で、Walkerplus賞に選ばれた男女混成のグループ。エンターテインメント性に優れており、躍動感にあふれ、人の心を動かしてくれるグループということで、Walkerplusでは彼らを選出するに至った。
ダブルダッチは、二本の縄を使った縄跳びのことで、ジャンパーはダンスやアクロバットなど様々な技を交えながら、その技と表現力を競う。駒場祭では、「ダブルダッチZIXA」も含め、一年生から四年生までサークルが一体となってパフォーマンスを作り上げ、大勢の観客から拍手喝さいを浴びた。
金子さんは、「ダブルダッチの見どころは、すごい当たり前の話なんですが、どれだけすごいアクロバットやダンスを入れようとも、“結局は縄跳び”であるところなんです。縄を使った表現行為なので、縄の動きを無視してダブルダッチをすることは出来ないという“縛り”があります。その縛りの中で、どのように演技を作っていくかという知的ゲーム的な部分が面白い部分だと思いますね」と、ダブルダッチの面白さについてコメント。「単純に技や技術だけではなく、そんなことができるのか!というアイデアに注目して見てもらえると、ダブルダッチの見え方がかなり変わってくるかもしれません」と解説する。
また、「少しでもチームの息が合わなかったりすると、どれだけ経験を積んだプロであっても簡単に“縄にひっかかる”というミスが出てしまうので、『ミスをせずに演技を終えることができるのか』という緊張感は、ダブルダッチを楽しむための重要なスパイスだと思います」と、見どころを語ってくれた。
確かに、「ダブルダッチの宴」で見たパフォーマンスは、逆立ち状態で二本の縄を跳んだりするなど、どれも難易度が高そうだったが、縄を回す人が、跳ぶ人の行く先々にぴったりとくっついて、息を合わせて走り回っているところは、特に印象に残る。金子さんは、「跳ぶだけなら、ものの10分もあればどなたでもできるようになります。ただ、一般の方がダブルダッチをなさる時に一番大きな壁かつポイントとなるのが、意外だと思われるかもしれませんが“縄を回すこと”なんですよ。左右の縄がぶつからないよう、リズムよく回すことは、普通の縄跳びや大縄跳びを回すことに比べて、格段に難しいものなんです」と、その難しさについても明かしてくれた。
固いチームの結束力なども感じることができた「ダブルダッチの宴」。イベント終盤で、他のグループを見学していた金子さんは、「見てると感動しますよね」と涙を浮かべていた。【東京ウォーカー】
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