京都、福岡に続き、神奈川でも!全国にジワジワと広がる「30歳の成人式」って?

2012年12月26日 11:33更新

東京ウォーカー(全国版)

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30歳をきっかけに、再び生まれ故郷に戻って未来について考えることで地域活性化につなげるプロジェクト「30歳の成人式」という動きが全国的に広まりつつある。京都・与謝野町に続き、12月29日(土)には福岡・北九州市で、2013年1月5日(土)には神奈川・横浜市で、それぞれ開催が予定されている。

このプロジェクトは、各地方都市で過疎化、少子高齢化が問題になりつつある昨今の現状を憂いて、中長期的な地域活性化のための原動力となるべき30代の男女に現実を認識してもらうべく立ち上がった。30歳こそが「本当の成人」と捉え、その成人式を生まれ育った「地元」で行うというプロジェクトだ。地元へのアイデンティティーのリマインドと、人間関係の再構築ができる場を作ることによって、「地元」を中心とした同世代ネットワークの強化、さらには地域活性化を目標にしている。

1月5日に開催される「第1回30歳の成人式in横浜」は、横浜市が後援としてイベントをバックアップすることが決定。林文子横浜市長も当日はゲストとしてトークショーを行う。2013年に30歳を迎える、横浜にゆかりのある男女300~600人を前に、「30歳の歩み方」「20代と30歳との環境や取り組みの違い」について話す予定だ。

イベントを企画した実行委員長の渡邉大輔さんは、「30歳それぞれが生まれ育った地元・横浜への愛着を確認し、同世代の人間関係の構築・再構築ができる場づくりを創出することが自分たちの手で作れたら」という強い思いから、「第1回30歳の成人式in横浜」の構想をスタートさせた。

渡邉さん自身も2013年1月9日に30歳を迎える。「成人式から10年の時間が経とうとしていますが、この10年でどのくらい大人になったのかと考えさせられます。それぞれ人生を歩むうち、『同級生のつながり』や『生まれ育った街の思い出』が少しずつ薄くなってしまったことを感じることもあるのではないでしょうか。“三十にして立つ”という節目の年に、地元への愛着を確認し、同世代の人間関係の構築・再構築ができる場を作ることで、長期的に地元に還元できれば」と、思いに揺るぎはない。

また、横浜出身の俳優・阿部寛がこのプロジェクトに共感したことで連動企画が実現! イベント当日、横浜ブルク13において、自身の最新作である映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の特別試写会と阿部が登壇する舞台挨拶が実施される。そこに、「第1回30歳の成人式in横浜」の参加者224名も無料で招待されるという。

20歳で成人式を迎えるのが日本での常識ではあるが、20歳といえば実社会では大学生だったり、社会に出ているにしても新人そのもの。そんな中で、社会に出て8~10年ほどの実績を積んだ30歳は、仕事にも慣れ、ある程度の人脈も構築し、将来への道筋が何となく見え始める年ごろ。そんな人たちが再び地元に集まり、そこで「30歳の成人式」を行うことによって、それが仕事にも活かされ、地域貢献につながっていく。

現在も福岡市での開催を視野に計画が進行中。実施した成果がどう社会や地域に反映されるのか、プロジェクトの展開に期待したい。【東京ウォーカー】

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