0円から見られる芸術発見!駅ナカは今、巨大美術館に

東京ウォーカー

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駅は乗り降りをするための通過点から、“楽しむ空間”へ。そんな試みが広がり、駅を飾るパブリックアートもどんどんスケールアップしている。

古くは1951年にJR上野駅に設置された猪熊弦一郎の大壁画「自由」や、1997年開業の南北線溜池山王駅のアートなどがあるが、全駅がデザイン性を持った都営大江戸線が2000年に開業し、駅のアートは劇的に進化した。

昨年6月に開業した東京メトロ副都心線では、「地宙船」をイメージした渋谷をはじめ8駅連続でパブリックアートが設置された。明治神宮前駅には武田双雲作、幅10mの陶板タイルに描かれた「希望」が、新宿三丁目駅のB2改札内には山本容子作「不思議の国のアリスシリーズ」のステンドグラスが、東新宿駅のB4改札内には、中山ダイスケ作のツツジの花モチーフの壁画が設置されるなど、巨大な壁画は話題を呼んでいる。

そして昨年11月には岡本太郎の代表作「明日への神話」が渋谷駅に登場。横30m、縦5.5mの壁画は、原爆の炸裂する瞬間をモチーフに人間の尊厳、力強さを描いたとされる圧巻の作品。渋谷の新しい顔になっている。

そのほか、秋葉原駅を含むつくばエクスプレス4駅や、東京駅・上野駅の情報発信スペース「Break」など、都内各所の駅でアートスポットが進行中だ。

また、駅アートはそれぞれの土地にゆかりの深いテーマを持ち、地域の情報を発信しているものも多い。なんとな〜く通りすぎずに、バックストーリーも楽しみつつ鑑賞してみよう。【東京ウォーカー3/3発売号「09年はニューオープンラッシュ★新名所325」特集より転載】

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