ゾンビバーでエロスと郷愁にふける「新宿秘宝館」

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

新宿御苑にほど近い“ギャラリー新宿座”にて、珍スポットに造詣が深い都築響一氏による、私蔵コレクションの展覧会が1月27日(日)まで開催中だ。80年代から2000年まで三重県鳥羽にあった秘宝館、「SF未来館」に収蔵されていたものの一部を展示している。

ピンクの柔らかい光が照らし出す中、あられもないポーズをとった人形たちは、昭和のノスタルジックな雰囲気をかもしだしている。今では滅多に見ることもなくなったかつての秘宝館の残骸は、今の若者たちには新鮮に見えるのかも知れない。見渡すとアラサー世代の女性たちの多いこと。遊び慣れた彼女たちは普通では物足りず、更なる刺激を求めているのだろうか。

そんな彼女たちを満足させるべく、会場内ではこの会期中、土曜日限定で“ゾンビ集団ZOMBIENA”が出張ゾンビバーを開店している。血だらけの傷口に、振り乱した髪のゾンビたちにお会いすることができる。みなさんかなりの演技派なので、立ち振る舞いも怖すぎるようだ。小さい子は泣き叫ぶので、18歳以下は入場禁止だそう。

ゾンビたちは見た目とは裏腹に「エロスの世界を、ゾンビが道案内しちゃうゾン」と明るく楽しげ。しかしよくできた特殊メイクだ。500円で実際にお客にもゾンビメイクをほどこしてくれる。リアルな血しぶきや傷口を再現してくれ、「ゾンビ菌に感染した〜」と悪ノリせずにはいられない。もちろんメイク落としも用意してあるので帰りも安心。バーでは、1杯500円でオリジナルドリンクも提供してくれる。“ゾンビ菌入りカクテル”、“さち子の聖水”など、飲むのに勇気がいるドリンクが楽しめる。

この“ゾンビ集団ZOMBIENA”は、1月27日(日)にも六本木の“Night Gallery Cafe CROW”で「ZOMBIE場 1月号」という新年会を開催する。新年最後の初詣のために「ゾンビ神社」が出現するらしい。希望者はゾンビに「会員証くれ〜」と、おねだりすると「大日本ゾンビ協会会員証」を手に入れられる。そこではゾンビフードも楽しめるので、是非この目で確かめてみては?【東京ウォーカー】

この記事の画像一覧(全8枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る