2013年はスープを完全リニューアル!麺屋武蔵の「味噌ガーナ」を食べてみた
東京ウォーカー(全国版)
毎年バレンタインデーに向けて、チョコレートでおなじみのロッテと人気ラーメン店、麺屋武蔵が共同開発しているラーメン“味噌ガーナ”の詳細が発表された。1月21日(月)から2月14日(木)まで、池袋の麺屋武蔵 二天で1日20食の数量限定発売となる。味噌ガーナの発売は5年目となるが、2013年バージョンは、今まで辛味噌ベースだったスープをリニューアルし、全く味の異なるスープに仕上げた。“味噌ガーナ”は本当に旨いのか?初体験の記者が試食して、正直な感想をレポートする。
今回は麺屋武蔵の特別キッチンで、本店の大番頭 矢都木さんに作っていただいた。「五感をフルに活かして食べてください」と言うが、一体どういうことか。出来上がりが運ばれてくると、謎が解けた。まず嗅覚。真っ白なスープからは洋風な香りと、ほのかにチョコレートの甘い香りがただよう。次に耳を澄ますと、何かが弾ける音がする。その秘密はスープに混ぜた“発泡キャンディー”で、小さい頃こんなお菓子があったような見覚えのあるものだった!スープとこれが反応し、パチパチという音を出していたのだ。
スープを一口いただくと、キノコの濃厚で上品なクリームスープの味がして、ラーメンとはかけ離れた味に驚く!それもそのはず、フランス料理をイメージし、イタリアではポルチーニ茸とも言われる高級な“セップ茸”など様々なキノコをブレンドしたエキスに豚骨スープを合わせ、高級な香りを抽出した。ここに白味噌と生クリームを加えることで、中華麺にも合うコクの深いスープに仕上げた。もちもちとした食感の平打ち麺がこの濃厚なスープに良く絡む。思わず「原価結構かかってるんですか?」と質問してしまうほど、高級な味がする。
トッピングは、板チョコ半分もの分量と白味噌で味付けをした肉味噌と、爽やかな香りのルッコラ、揚げた山芋、エリンギ、京ニンジンだ。そして一番上にはチョコの欠片が一片。これを溶かして肉味噌を味わってみたが、心配していた香料臭さや甘すぎるなど一切なく、甘辛い味がスープになじんでいった。ロッテの広報担当者は「これだけをパスタに絡めたり、ご飯にかけても美味しいです。日本でもチョコレートを調味料として使い、幅広いレシピに活かしてほしい」とチョコレートの新たな利用法を提案している。
食べ進めるにつれ、肉味噌がスープと混ざり、見た目の色と味の変化も楽しめる。発泡キャンディーのシャリシャリとした食感と、口の中で弾ける刺激がとても新鮮だが、美味しく感じられるから不思議だ。
この“味噌ガーナ2013”に、今までの偏見を見事くつがえされた。特に甘じょっぱい味を好む女性にお勧めしたい。五感で楽しむこの新感覚を是非とも味わってほしい。【東京ウォーカー】
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