オンナの恋愛観&結婚観&人生観を赤裸々に描いた新井友香の新作舞台!

東京ウォーカー

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ドラマ「祝女」(NHK総合)などの脚本でもおなじみの新井友香が主宰する劇団宝船。その番外泥船公演「撫で撫で」が東京・座・高円寺1にて2月3日(日)まで上演中。今回は、新井の脚本を演劇ユニット・ブス会*の主宰・ペヤンヌマキが演出し、“女度”が濃厚な舞台が期待できる。そんなふたりの互いの印象は「名前や肩書きの印象から想像していたイメージと違って、色っぽくてモテそうな人だとびっくりしました。お会いしてお茶したり、ご飯を食べると楽しいので、何もなくても時々ご飯を食べたりしたいと思いました」(新井)、「穏やかで優しげだけど、どこか不思議な雰囲気が漂っている霊媒師のような方」(ペヤンヌ)と、独特な表現でコメント。また、新井の脚本については、「シンプルに面白い本だと思いました。女性なら誰しもが直面する問題が描かれていて、かつ男性も身につまされるところがある。新井さんが描く男女のダメっぷりは自分に身に覚えがあることが多すぎて、いつも共感していたのですが、今回の本は特に今の私に突き刺さるものでした。 この本の面白さをストレートにお客さんに伝えたい、ただそれだけですね」とペヤンヌ自身が納得のいく本であるようだ。

一方で、ペヤンヌに脚本を託す新井も「人が作ってくれる料理を食べると美味しい!と、思うことが多いので、楽しみです。自分の味付けは好きなのですが、意外性がないので。ペヤンヌさんなら、自分と全然違う味付けで美味しくしてくれそうな気がしました」と安心して任せている。

本と演出の完成度が高い中、キャスト陣についてはどうだろうか? 高木珠里さんは、ダメ男との恋愛を繰り返す女を演じさせたら右に出る者はいない女優さんですね。今回のメグという役では、だめんずの慣れの果てというかそろそろ笑いごとじゃ済まされない年齢に差し掛かった女性のイタさをうまく表現されていると思います。西牟田恵さんは、綺麗で高嶺の花的な存在だったんだけど、妊活に夢中になるあまりデリカシーのない発言をして男を萎えさせるマリカという役にうまくはまっています。時々、見る者がハッとするような表情をされるので、稽古中も釘づけになってしまいます。男性陣も、母性本能をくすぐる可愛さと黒い部分を絶妙に併せ持った黒田大輔さん、ダメ男っぷりが筋金入りの岩瀬亮くんなど、ベストすぎるキャスティングです」とペヤンヌは大絶賛。

「私は自分の仲間を探す為に、本を書いたり、芝居を作っているのだと思います。これ書いた人、仲間…って思ってもらえたら嬉しいです」という新井の本作には身勝手な登場人物ばかり。自分や周りに思い当たる、人間の内面にリアルに踏み込んだ作品だ。【東京ウォーカー】

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