東日本エリアのSA・PAで“今食べるべき”最注目レストランメニューはコレだ
東京ウォーカー(全国版)
NEXCO東日本が毎年開催してるSA・PAのレストランメニューの新作コンテスト「新メニューコンテスト」。3月7日に第7回の決勝大会が行われ、視覚審査、試食審査、商品紹介の審査を経てグランプリ1作品、審査委員特別賞3作品が決定した。47店舗の予選会を勝ち抜き、さらに決勝大会に進出した10作品の中から選ばれた「ふるさとの味、再発見」をテーマにした実力派の4商品。そのこだわりと美味しさの秘密に迫った。
■グランプリ「四季ごよみ~彩路季~one's hometown MIYAGI」(長者原SA 上り線) 1480円/1日限定20食
第7回のグランプリに輝いたのは、第5回、第6回と2連覇を果たしている実力者、長者原SA 上り線の「四季ごよみ~彩路季~one's hometown MIYAGI」。前菜からデザートまでの5品を3回に分けて出すこの料理。主菜は新生漢方牛の燻り焼き風で、桜のスモークがほんのり漂う。スープはホタテとキノコのうま味が凝縮され濃厚&クリーミーな仕立てだ。さらにそのスープを十六穀米ライスボールにかけて味わうなど、趣向を凝らした料理はどれも独創的で絶品づくしだ。
<美味しさの秘密1>塩麹に漬け込んだ築館産の新生漢方牛
漢方飼料で育ち、赤身であっさりした味が特徴の築館産の新生漢方牛。塩麹に漬けてさらにうま味がアップ!
<美味しさの秘密2>十六穀米にチーズ入り 絶品のライスボール
ゴマをまぶしてカラッと揚げるライスボールは、十六穀米のご飯の中にデンマーク産のチーズが入って美味!
<美味しさの秘密3>地場産の野菜や魚介 厳選食材で作る前菜
漢方飼料で育ち、赤身であっさりした味が特徴の築館産の新生漢方牛。塩麹に漬けてさらにうま味がアップ!
■審査委員特別賞「那須の伝承~与一扇風絵巻~」(那須高原SA 上り線) 1380円/1日限定20食
郷土料理百選に選定されている栃木県の代表的な郷土料理“しもつかれ”や“鮎飯”、また、毎年地元で開催される巻狩りまつりで振る舞われる“巻狩り汁”を那須の歴史と共に盛込んで仕上げたメニュー。土鍋で炊き上げた鮎飯は、まずは風味豊かな鮎の香りを楽しみながらそのまま味わい、次に土瓶に入った巻狩り汁をかけて食べると素朴で懐かしい味を堪能できる。“絵巻”の名にちなみ、食材を“巻く”調理アレンジにも注目!
■審査委員特別賞「『こらんしょ いにしえの里に』“膳・会津の魅力”」(磐梯山SA 下り線) 1480円/1日限定20食
昔から会津で食されている食材がメニューに並ぶ。オードブル風に仕上げた会津野菜は素材の味を壊さないよう素直な味付けに。メインの会津ポークのしゃぶスキーは、自分で好みの火の入れ具合で楽しめるがポイント。そんなしゃぶスキーとの愛称がバッチリな手毬おにぎりもちょうどいいサイズだ。また、デザートは流行のパンケーキをトマトを使ってさっぱりと仕上げ、会津花豆のホイップが添えられている。
■審査委員特別賞「夢で逢えたら~now&forever KOUMON~」(友部SA 上り線) 1450円/1日限定20食
茨城・水戸といえば「黄門」。グルメで知られ医食同源、地産地消のルーツでも知られる。各地に受け継がれている黄門料理をアレンジしたのがコレ。日本で初めてラーメンを食べたといわれる黄門様。蓮根麺・五辛など当時のレシピにアレンジを加え、器も人力車に見立てた重箱を使い、新黄門ラーメンを創作している。同じく黄門様が日本で初めて食べたと言われるチーズは、デザートとして仕上げている。
これらのメニューは、コンテストで審査委員長の陳健一氏が「レベルが年々上がってきていると感じました。盛り付けやプレゼンにもこだわっていて各レストランの意気込みが伝わってきました」と舌を巻いたほどのハイレベルなものばかり。旅行の途中にちょっと寄って休憩する場所から、“旅の目的地”へと変わってきたとも言える昨今のSA・PA。あなどるなかれ、ご当地食材を使った本格的なレストランメニューをぜひ一度食べてみることをオススメしたい。【東京ウォーカー】
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