視聴スタイルの変化に乗ったハジ→の最新曲は心に届く応援歌

東京ウォーカー(全国版)

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音楽とインターネット…権利云々で数年前までは互いに相容れない存在だった両者が、現在は音楽を楽しむメインの方法の1つになりつつある。子どもの頃からインターネットが当たり前のようにある環境で育ってきた世代のミュージシャンの台頭が,その大きな要因にもなっているのだろう。そんなネット時代の流れにうまく乗ったミュージシャン、ハジ→が3月20日(水)、3枚目のシングル「Only One。」をリリースする。

ハジ→は“ハジー”と読む、宮城・仙台市出身のシンガー・ソングライター。市内のクラブを中心にライブを重ね、着実に知名度を上げていく…と、一見、普通のミュージシャンの常道のように思えるが、ハジ→が違ったのは、ライブ映像や歌詞付きで手作りした動画をYouTubeにアップするなど、ネットを巧みに利用していった点。先日、2月1日にはモバイルファンクラブ「ハジ友☆同盟♪♪。」をオープンさせるなど、着実にファン層を広げている。

今回の楽曲「Only One。」は、「世界中どこ探しても君の代わりなんていない」「君自身の道 歩みながら探してゆこう」など、ハジ→の手による直球の歌詞とノリやすいラップ調のメロディーが聴き手の心に響く応援ソング。今回もインターネット世代の若者の心を次々にとらえていきそうだ。

ハジ→はこの曲に込めた思いについて、「自分の中の気づきであったことを、この『Only One。』という楽曲として世の中に発信させていただくことで、“自分自身の存在意義”や、“人生の意味”について、現在悩みを抱えている方にとっての応援歌として、もし隣に寄り添わせていただけたら…」とコメントしている。

これまでインディーズでリリースした楽曲は、1stアルバム『ハジバム。』がレコチョククラブうた月間1位、iTunesレゲエチャート1位、2ndアルバム『ハジバム2。』がレコチョククラブうた週間1位、3rdアルバム『ハジバム3。』がオリコン総合チャートで週間9位、と軒並みチャートインを果たしているだけに、今回のチャート動向も気になるところだ。

先日発売された「別冊カドカワ『総力特集KREVA』」(角川マガジンズ刊)で対談した、KREVAとASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が、「ネットとの付き合い方とか、いろんなことのやり方とか、どんどん見直してかないと。だって、もうCDだけ売ってても無理でしょう」という意見で一致するなど、もはやメジャー・アーティストもネット世界での音楽の発信方法を模索している昨今。若者の心をとらえるハジ→のようなアーティストが今度、どのように日本の音楽シーンに影響を及ぼしていくのかが注目される。【東京ウォーカー】

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