野菜の皮や種を食べる! 美肌になれると話題の”ベジブロス”とは?

2013年4月7日 17:07更新

東京ウォーカー(全国版)

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今、野菜の皮種を食べる“ベジブロス”が話題になっている。ベジブロスとは“野菜のだし”のことで、皮やヘタ、種など、今まで捨てていた部分を煮込んでつくる。これが今、抗酸化力アップ、免疫力アップ、そして美肌効果抜群の魔法スープとして、女性を中心に人気になっているのだ。

主役は「フィトケミカル」という成分。ポリフェノールやイソフラボン、リコピンなど今まで話題になった成分も、全てフィトケミカルの一種と言えばわかりやすいだろう。野菜が、紫外線や虫から自分の身を守るために作り出す成分で、体の抗酸化力を高め、活性酸素の増加を防ぎ、アンチエイジング、美肌、免疫力アップまで、さまざまな効果が注目されている。

最近の研究で、フィトケミカルは、野菜を守る役割を持つ皮や、これから成長する種やヘタ、根っこなど、今まで捨ててきた部分にこそたっぷり含まれることがわかってきた。そこで、フィトケミカルがたっぷり食べられる新しい料理方法として、ベジブロスが注目を集めているのだ。

ベジブロスは野菜の旨味が凝縮し、料理の和洋を問わずに旨味を引き出してくれることも魅力の一つだ。レシピ本「ベジブロスをはじめよう。」を出版したタカコ・ナカムラ氏のベジブロス教室も人気を博しているという。このフィトケミカルを効果的に摂取するための“野菜の3つの新常識”をご紹介しよう。

1)皮、種、ヘタこそ食べる!

野菜は部分によって役割が違い、役割に合わせた栄養成分が凝縮されている。上記で説明した皮、種、ヘタ、根以外でも、日を浴びる葉っぱには紫外線から守る成分、土中の実の皮には土の雑菌から身を守る成分など、様々なフィトケミカルが含まれている。どれか1種類ではなく、色々な種類を食べることも大切なので日々野菜の切れ端を溜めてベジブロスでいただこう。

2)アクは悪者ではない!

ごぼうのアクをとるために水にさらすなど、今までの常識ではアクは取り除くものだった。だが、実はこのアクこそ、抗酸化成分のフィトケミカル。むやみに捨てるのではなく、旨味に変化させる料理方法で上手に活用することで、野菜の栄養を無駄なく食べることができる。

3)細胞壁を壊す!

実はフィトケミカルは細胞壁にしっかり守られているので、ただ食べただけでは体内で吸収されずに、排出されてしまうことも多い。野菜ジュースなどですり潰す場合も、ミキサーの機能によっては、細胞壁がなかなか壊れないものもあるのだそう。その細胞壁をしっかり壊すことができるのが、煮込むという調理方法なのだ。フィトケミカルは熱に強い成分が多いので、ベジブロスは理想の調理方法といえる。

フィトケミカルは今、「第7の栄養素」とも言われ、抗がん対策などでも注目を集めている。今まで捨てていた野菜の部分を使うので、特別な材料や器具も不要。前述のレシピ本「ベジブロスをはじめよう。」でも、ベジブロスを使ったスープやみそ汁のほか、うどんやリゾット等のご飯もの、カレーやポトフなどのメイン料理、おひたしなどの小鉢まで様々な活用レシピが紹介されており、活用方法も広そうだ。美肌だけでなく、野菜の栄養を余すことなく食べることができる新しい調理方法として、普段の料理に取り込んでみるのはいかが?

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