「農家・オブザイヤー」2年連続金賞受賞の“超甘〜い野菜”って?
東京ウォーカー
おいしさだけでなく、その安全性も問われるようになった最近の“食事情”。各地の産直野菜売り場も活気づく中、“消費者が選ぶウマい野菜”のコンテストが3/3、都内で開催された。その名も、「2008-2009 農家(ノーカー)・オブザイヤー」。
これは、Webで安全でおいしい野菜販売を行うオイシックスが主催するイベントで、有機・特別栽培などの栽培形態をとっている1000軒以上の取引農家が審査対象。消費者の「おいしい」という声を評価基準に、生産農家を表彰するというもので、リアルな消費者の声が反映されるのが特徴だ。
5回目となる今年、見事最高金賞に輝いたのは、三竹久生さんが作った「あまっ娘野菜」(愛知県田原市)。なんと、昨年に続き、2年連続の最高金賞受賞だという。続けて金賞を取るなんて、相当おいしいのでは? 一体どんな味がするのか、さっそく聞いてみた。
「『あまっ娘野菜』には、『あまっ娘にんじん』や『あまっ娘セロリ』などあるんですが、子供の好き嫌いを克服するなど、フルーツのような甘さで食育にも貢献しているんです」と言うのは、「農家・オブザイヤー」主催・オイシックスの広報。
「たとえば、『あまっ娘にんじん』は、生でそのまま食べると柿のような甘みがあるので、野菜スティックにして何もつけずに食べるのがおすすめですね。三竹さんの畑は、石がごろごろとし、立っているのも厳しいほどですが、石が多い畑は水はけがよく保温性が高いので、野菜が根を伸ばすのに最適。石の間にしっかり根を張ることで、野菜が甘くおいしくなるそうですよ」(同広報)
一方、生産者でもある三竹さんは、「これ(2度目の受賞)は、もっと頑張れって意味なのかな。『もっとおいしいものを作れ』という消費者の方からのエールだと思って、これからも頑張ります」と、謙虚なコメントが印象的だった。
ちなみに銀賞は、田中一仁さんの「ピーチかぶ」(千葉県富里市)、銅賞は、渡部敏信さんの「極生フルーツコーン」(長崎市雲仙市)が受賞。受賞作品はどれも、オイシックス(http://www.oisix.com/)で注文可能だ。「ピーチかぶ」は今が買いどきで、「極生フルーツコーン」は夏ぐらいから販売するそう。金賞の「あまっ娘野菜」はあまりに人気のため、残念ながら販売は終了。次の販売は今年の秋口(11月頃〜3月頃まで)を予定している。 【東京ウォーカー/安藤真梨】
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