個性派女優2人の新ユニット「酒とつまみ」始動!
東京ウォーカー
人気劇団ナイロン100℃の屋台骨を担う女優・村岡希美と、舞台やドラマの名脇役としても彼女に負けず出演作品の強烈なエッセンスとなる女優・池谷のぶえ。演劇界の個性派&実力派の2大女優がタッグを組んだ。第一回目の作品は「もうひとり」。ゲスト作家にペンギンプルペイルパイルズ主宰であり、ここ最近は劇団外での活躍もめざましい、倉持裕、といきなり贅沢な作家をもってきた。
新ユニットを立てた村岡と池谷に、意気込みを語ってもらった。
―今作の見どころをお願いします
村岡「二人の臨場感、ですね。部屋をのぞき見してもらっているような感じです」
池谷「二人の共演、でしょうか。村岡さんとちゃんと芝居するの初めてなんです。一緒に舞台に出たことはあっても、同じシーンで、というのは初めて。倉持さんの作品に出るのも私は初めてなんですよ。二人芝居だけど、観終わったあとに二人芝居ではない感じに思っていただけたら面白いんじゃないかなと思います」
―ちゃんと向き合っての芝居が初めて、というのは意外ですね。このユニットのきっかけは?
村岡「飲んでたときに。そういえば、『セリフ交わしたことないよね』となりまして。(同じ現場の仕事を)待っていても来ないよね、いつになるかわからないね、じゃ、二人でやっちゃおうか!という流れです」
―さすが、飲み好きなお二人ならではですね。倉持さんに作・演出をお願いしたのは?
村岡「池谷さんと『二人でやるなら、倉持さんにお願いしたいね』と。最初に名前が出ました。そこで酒席を設けて(笑)、”告白”です! 倉持さんにもこの企画に興味をもっていただいて、ご本人も新チャレンジになるかな、と。所小規模だからゆえに実験的になるだろう、と引き受けてくださいました」
―今回、面白い試みとして、公演の前半と後半で価格を変えてますよね?
村岡「ナイロン100℃でも感じているのですが、演劇界全体のチケットの動きが遅くなってるんです。ツイッターやWEBなどの情報を見て確認してから来る。前半様子見でチケット購入を考えているみたいなんですね。そこで前半と後半で1800円の差をつけました。お芝居が面白いと感じてもらえれば、後半もお客さんは来るだろう、と。プレッシャーになりますね」(※前半の特別価格期間のチケットは完売)
池谷「このシステム、特許とっておかないと。”酒つま”方式と名付けましょう」
―最後にメッセージをお願いします!
村岡「この舞台を見て、下北の街で一杯飲みたくなって、二人芝居の話の続きをしたくなるような観劇後感をもっていただけるとうれしいです」
池谷「いつもは自分の出演作品をよく言うのは恥ずかしいんですが、これは面白い舞台と思っています。皆さん、探らずに信じて見に来てほしいです!」【東京ウォーカー】
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