採れたて野菜が楽しめる畑直送レストランが増加中
東京ウォーカー
ふらりと入ったレストランで、注文した一皿の付け合わせ野菜がとてつもなく美味しかったら。それはかなりのインパクトを受けるに違いない。最近、六本木界隈に誕生した新店には、そんな野菜も美味しい店が増加中だという。そこで、農家の人々が手間暇かけて育てた野菜を直に仕入れて提供する、野菜の美味しい店に潜入してみた。レストランスタッフが足で探した、信頼できる畑の野菜は、やはりひと味もふた味も違っていた!
2月にオープンした「GORI 西麻布」がその一つだ。オーナーシェフの横井晋悟さんは、自ら埼玉や千葉など、東京近郊の農家へ出向き、畑仕事を手伝いながら野菜を自分の五感で確かめ、納得のいくものだけを取り寄せている。美味しいものを追求した結果、野菜は全てオーガニックになった。「子供が野菜嫌いになるのは、本当の野菜の味を知らないから。農家の人と話をすることで、本当に美味しい野菜を肌で実感できます。採れたての有機野菜は、人参もピーマンも、クセがなくて甘いんですよ」と横井さんは語る。また、飼料に14種のハーブを混ぜて育てた漢方牛、九州から空輸で届く魚など、野菜以外の素材にもこだわっている。
さらに、2012年にオープンした「PLATE」のオーナーシェフ、尾前武さんは、信頼できる野菜バイヤーを通じ、新鮮で安全な無農薬の野菜を調達している。丁寧に育てた鎌倉野菜を贅沢に盛り込んだ料理をはじめ、ワインや調味料まで自然派を追求した。一押しは薪料理だ。「産直野菜ワカモレとグリルブレッド添え」(1400円)は、野菜によって調理法が異なる手間のかかった一品。太陽の光を浴び、適度な風に当たった糖度の高い露地野菜を、イタリアンの技法を凝らして鮮やかな一皿に仕上げている。
メインの肉や魚と共に、自然の恩恵を受けた畑直送野菜が楽しめるのは贅沢の極みだろう。まずは生やグリルで野菜本来の味をシンプルに味わってもらいたい。【詳細は5月7日(火)発売号の東京ウォーカーに掲載】
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