香川県発の感動作「百年の時計」が公開中! 監督&プロデューサーが映画の見どころを語る
関西ウォーカー
香川県内に3路線を走らせる高松琴平電気鉄道の開業100周年を記念して、オール香川ロケで制作されたヒューマンドラマ「百年の時計」がテアトル梅田にて公開中だ。公開初日となった6/15には金子修介監督と、金丸雄一プロデューサーが劇場を訪れ、舞台挨拶を行った。
ひとつの懐中時計を巡って、美術館学芸員の女性と年老いた芸術家との交流を軸に、香川の美しい風景や日本の近代~現代の100年の歴史を描き出した本作。舞台挨拶の中で金子監督は「高松琴平電気鉄道100周年という記念の年に相応しい物語を作りたいということで、脚本家の港岳彦さんと相談しつつ、実際にことでんに載って、車窓からの景色を眺めながら構想を練りました。ことでんは本当に住民に支えられた電車だなと実感しました」と本作の準備中に感じたことでんの魅力についてコメント。また「風景が変わっていくという点で、電車は映画の舞台としてはとてもいい素材。そこにキャラクターたちの人生が交錯するグランドホテル形式の映画を作りたかった」と本作のポイントを語った。
また地元香川でも大成功を収めた本作について金丸プロデューサーは、「ご当地映画は小粒に終ってしまったり、ただ地方でロケをしただけの映画があったりもしますが、『百年の時計』は、実際に香川県で先行上映を実施して1万人を動員することができました。地方で築いてきたものをもとに、東京やその他の地方へ進出しています」と本作の“ご当地映画”としての実績を説明し、さらに「日本映画界のトップランナーとして活躍する金子修介監督が参加するという相乗効果で、この映画を広めることができればと思いました。金子監督が撮るということで、実際に香川も盛り上がりましたし、高いクオリティの作品を残すことができました」と語った。
映画「百年の時計」は、テアトル梅田他にて絶賛公開中。
【取材・文=関西ウォーカー編集部/鈴木大志】
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