【その1】「皆さんの生活に寄り添える作品になれれば」。6/26(水)に1stアルバム「ゆえん」をリリースする近藤晃央に初インタビュー!

関西ウォーカー

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昨年メジャーデビューを果たした愛知県出身のシンガーソングライター、近藤晃央。中学生時代に聴いたパンクをきっかけに様々な音楽に触れつつ、ルーツをさかのぼる形で出会う昭和歌謡にはまった彼は優しさあふれる和メロに独自の視点で切り取った言葉を乗せ、懐かしくも新鮮な輝きを放つ。6月26日リリースの1stアルバム『ゆえん』は人との繋がりをバラエティー豊かに彩られた1枚。そんな作品についてを含め、初インタビューを行った。

_近藤さんのこれまでを少し知りたいのですが、中学生の頃に書いた感想文を読んだ先生から「感性を活かした仕事につくこと」をすすめられたそうですが、当時はその言葉にどういう印象を持ちました?

近藤:「感性を活かせ」って何だろうなって、考えましたね。当時は一番わかりやすいものが音楽だったような気がします。ただその時は音楽を仕事にするまでは考えてなかったですけど、のめり込む1つの要因になったと思うんですよね。コピーバンドをやったり、10代の時からライブハウスでバイトをしたり。で、20歳で音楽関係の会社に就職したんです。ライブ制作とかコンサートツアースタッフとか。

_その3年後に会社を辞めてアーティストを目指すようになるわけですが、何かきっかけがあったんですか?

近藤:たまたま仕事でハナレグミさんのライブに行った時に、「アコースティックギターの弾き語りでこれだけ見せられるってすごいな」と感銘を受けて。その影響で、就職して上京してから部屋に置いてあるだけで全く触らずにいたアコースティックギターに久しぶりに触ってみようと。それでなんとなく、ぽろろ~んって弾いて、なんとなく曲を作ってみたり。遊びというか、趣味ぐらいの感じで。で、1年で2曲だけ作ったんですよ(笑)。それをお正月休みで実家に帰った時に、10代の時にバイトしてたライブハウスでレコーディングしたんですけど、作ってみたら案外しっかりしてたんで、「どこかに送ってみようかな」って送ったのが今のレコード会社なんです。ただ、その2曲だけだったらあまりにも少ないから、その後に5曲作ったんですけど、その中に5月に出したシングル曲「らへん」が入ってます。

_それを機に本格化していったんですね。

近藤:そうですね。今までは遊び感覚で作っていた曲はあったけど、集中してやったらどうなるのかなとか。不安もありますけど、期待もちょっとあって、そういうところで可能性を信じてみようかなってところでしたね。 その時はまだライブもやってなかったのでライブも同時に始めて、あとはデモを作っていきました。

_曲はどんどん出てきましたか?

近藤:出てきましたね。ただ僕はもともとロックとかパンクを好きでずっと聴いてきたのでバンドサウンドの中にいる方が落ち着くんですが、アコギの弾き語りからスタートしたのでバンドサウンドはすごく遠い距離にあって。両方やれるところまで持っていくのには時間がかかりました。

_今回のアルバムは聴けば聴くほど人との繋がりを実感させる1枚だなと。

近藤:僕が作ってる曲は“人対人”っていう関係性が多くて、タイトルの“ゆえん”は関係性や理由という意味以外に、“あなたと”っていう“you and(ユーエン)”にも掛けていて。そういう人対人の関係性がどの曲にも通じているので、1曲でも皆さんに寄り添えるものがあれば嬉しいです。

※【その2】に続く

【取材・文=村田圭子】

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