全国巡回中の「チェブラーシカ展」が東京・八王子で開催中
東京ウォーカー(全国版)
ロシアの国民的キャラクターとして絶大な人気を誇り、日本でも幅広く親しまれているチェブラーシカ。その絵本やアニメーションを中心に、名作「雪の女王」など、ロシア・アニメーションの世界を紹介する「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」展が八王子市夢美術館で開催中だ。
ある日オレンジの箱に入って、南の国からロシアにやってきた不思議な生き物チェブラーシカ。大きな耳と茶色の毛、つぶらな瞳が印象的で、無邪気でひたむき、愛らしくて、どこか哀愁を帯びたキャラクターで広く親しまれている。1966年にエドゥアルド・ウスペンスキーの童話「ワニのゲーナとおともだち」に初登場し、1969年には人形アニメの巨匠ロマン・カチャーノフ監督によってアニメーション化されるとロシアで絶大な人気を誇る国民的キャラクターとなった。日本での人気も高く、2010年には中村誠監督ら日本人スタッフを中心にした新作映画が製作、公開された。
本展では2010年に公開された映画の撮影で使用したパペット(人形)やマケット(舞台装置)、映像、ロシアで発売された絵本の挿絵原画など貴重な作品を展示し、キャラクター誕生からその変遷、パペットアニメーションの制作過程などを多面的に紹介している。
さらに、生誕から100年を経たロシアのアニメーションの作家たちも紹介。ロシアのアニメは、多くのクリエーターを惹きつけ、日本のアニメーションにも影響を与えてきた。日本を代表する映像作家・宮崎駿も影響を受けたと語る名作『雪の女王』(1957年、レフ・アタマーノフ監督)をはじめ、新進気鋭のアニメーション作家たちの作品もあわせて紹介。
展覧会会期中には、図録や絵はがきをはじめ、さまざまなチェブラーシカのキャラクターグッズも販売されている。都内では初の展覧会なので、首都圏在住のファンには見逃せないイベントだ。【東京ウォーカー】
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