11年の大阪府知事・市長W選挙を描いた異色ドキュメンタリーが関西に上陸！

当選の見込みが薄いとされながらも選挙に立候補する“泡沫候補”たちの姿を描いたドキュメンタリー『映画 立候補』が、7/27より十三・第七藝術劇場、京都・元立誠小学校 特設シアターにて公開される。2011年11月に行われた大阪府知事・市長のW選挙の現場を舞台に、敗北必至の選挙に立候補する泡沫候補たちの姿を追う本作。奇抜な選挙パフォーマンスと政見放送でおなじみのマック赤坂を中心に、2度目の府知事選挑戦となる高橋正明、7歳の娘を持つ61歳の中村勝、元大阪府職員、岸田修ら4人の候補者によるそれぞれの選挙戦に密着。彼らの選挙活動をユーモラスに映し出しながら、現代社会の実像を描き出している。

6月下旬から先行ロードショーとして公開された東京では連日の満席。上映回数や劇場を急遽追加するなど、話題が広がっている。

十三・第七藝術劇場では、7/27の14:45回の上映後に、監督の藤岡利充、プロデューサーの木野内哲也、そして様々な媒体で本作を絶賛している弁護士でラジオパーソナリティの角田龍平によるトークショーを実施。さらにその翌日となる7/28（日）は、京都・元立誠小学校 特設シアターにて11:00上映回と13:30上映回で、藤岡監督と木野内プロデューサーの舞台挨拶が予定されている。

日本の選挙の実情を生々しく映すと共に、感動の親子愛も描かれていることで、各所で“笑って泣ける”と評判の本作。関西が舞台の異色ドキュメンタリーをぜひスクリーンで体感してほしい。

【文＝関西ウォーカー編集部】