商業施設と防災機能を一体化!守谷SA(上り線)が来年春Pasarとしてオープン
東京ウォーカー(全国版)
NEXCO東日本は31日、常磐自動車道の守谷サービスエリア上り線を“道ナカ商業施設”「Pasar守谷」として来年春にオープンさせることを発表した。「Pasar」とは、話題の店舗やその場でしか味わえないグルメなどを取りそろえ、バラエティ豊かなサービスを提供するNEXCO東日本のフラッグシップとなるサービスエリア・パーキングエリアのこと。「Pasar守谷」は22年12月オープンの「Pasar三芳」に続く5番目のPasarであり、商業施設と防災機能が一体化した日本初のサービスエリアとなる。
リニューアルのコンセプトは「恵みの森」。Pasar守谷のある茨城県守谷市は、都会の賑わいと常陸の国のぬくもりが交じり合う地域で、古来より緑豊かな森が広がり、守谷という地名もこの森に由来すると言われている。こうした立地背景を踏まえ、「旅の思い出があふれる、賑わいの場」を創出し、地域の魅力を最大限に発信していくという。
レストラン、フードコート、カフェ、ベーカリー、コンビニエンスストアに加えて、こだわりの銘品や旬の商材を取り揃えるショッピングゾーン「旬撰倶楽部」や生鮮野菜の直売コーナーを導入。客の利用シーンに合わせて多彩なニーズに応える店舗展開を目指す。出店店舗などの詳細は、決まり次第発表される。
今回のリニューアルの中でも特筆すべき点は、商業施設と防災機能を一体化させたSA・PAとなること。Pasar守谷は、大規模かつ広域災害時に高速道路休憩施設を活用した救援・救護活動を支援するSA・PAのあり方を検討するモデルエリアとして、各種防災機能面の強化にも取り組んでいく。自家発電設備や通信設備、ヘリポート、防災備蓄品などの災害時に必要なインフラ的な設備を整備するとともに、SA・PAにおいて初めての試みとして、災害時には商業施設建物内のレイアウトを変更し、災害対策室として機能できる設計上の工夫を行う。
このリニューアルにより、延床面積は約1400平方メートルから約2800平方メートルに拡大。地上2階建となり、1階は店舗、2階は事務室・倉庫として活用する。店舗部分のリニューアルはもとより、使いやすさと安全に配慮して駐車場の改良やトイレの改築なども実施される。【東京ウォーカー】
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