【GEAR'S VOICE Vol.39 PART2】ノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」マイムパート・大熊隆太郎さんインタビュー@『劇場ロビースペース』
関西ウォーカー
【GEAR'S VOICE Vol.39 PART1】の続き。
〜大熊その動きを実践〜
ゆうじ:え、気持ち悪っ(笑)!!これは観に来てのお楽しみということで。。。大熊さんにとってマイムの面白さはどういう部分にあるのでしょうか?
大熊:単純に、見た目が不思議で面白い、というところですね。マイムを通して感情を表現したりすることももちろんありますが、どちらかと言えば僕は見た目重視というか、お客さまにもシンプルに動きの面白さや不思議さを感じていただければと思っています。また、特に超人的な体力が必要なわけでもなく、その中で幅広い表現をできるということも大きな魅力だと思います。
ゆうじ:大熊さんは自分で演劇作品の脚本を手がけられることも多いですが、ギアの脚本に改訂を加えるならこうしてみたい、とか考えることはありますか?
大熊:僕はどちらかと言えばサスペンスものでダークな作品を書くことが多いので、もし僕が演出をしたりするともっと分かりにくい作品になってしまう気がします(笑)。ギアの良さは、大人から子どもまで等分に楽しんでいただけるところなので、ギア的にそれはありえないですけど(笑)。
ゆうじ:そのように自分のスタイルとは正反対とも言える作品に出演することに対しての抵抗はないのでしょうか?
大熊:それは全然ないですね。そもそも僕が演劇を志すようになったきっかけは、よしもと新喜劇なので(笑)。
ゆうじ:え、そうなんですか!?
大熊:はい。いつの間にか、自分自身は全く違う方向に走っていっていますが、もともとギアのような作品も大好きなんですよ。
ゆうじ:そうだったんですね。よしもと新喜劇というのは意外です。やはり大熊さんと言えば、アングラなイメージが強かったので(笑)。
大熊:あ、でも、ギアの本公演を僕のスタイルに、ということはないですが、ぜひいつかスピンオフ企画的に『ギア-GEAR-』シュールVer.をやってみたいと企んでいるんです(笑)。
ゆうじ:シュールVer.(笑)。
大熊:大雑把に言うと、分かりにくいギア。子どもたちが見たらちんぷんかんぷんみたいなものになるとは思いますが(笑)、もっともっとお客さんが想像する余地の広いギアをやってみたいんです。これだけ各ジャンルの能力が高い人たちを介して作品を作るというのはなかなかないと思うので、まだ夢物語ですけど、いつかそんなマニアックなギアを作ってみたいですね。
ゆうじ:ギアからそんな異色の作品が生まれるのも面白そうですね!実現できるように僕も協力します(笑)。今日はありがとうございました!
【ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』とは?】
ブロードウェイの『ブルーマン』や韓国の『ナンタ』などで注目を集めた「ノンバーバルパフォーマンス」とは、言葉を全く使わない新しいタイプの舞台公演。『ギア-GEAR-』は、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングの超絶パフォーマンスとプロジェクションマッピングなどのテクノロジーが融合した、日本発・日本初の非言語エンターテイメント。舞台は古びたおもちゃ工場。かつてその商品だった人形「ドール」が、作業を続ける人間型ロボット「ロボロイド」とふれ合い、感情を獲得し、人間に近づいていく感動の物語。
京都・三条御幸町にて絶賛ロングラン公演中!演劇でもない、ミュージカルでもない、サーカスでもない、70分100席限定の衝撃体験をぜひ劇場で!
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