ハンバーガーの美味しさの秘密とは？親子参加のマクドナルド夏合宿が盛り上がる

8月24・25日に、日本マクドナルド主催の1泊2日の宿泊型合宿「夏の自由研究！親子でおいしい特別合宿」が開催された。これは、夏休みの宿題に多い自由研究をテーマにした合宿企画だ。ビーフパティやチーズ工場の見学をはじめ、ハンバーガー作り体験もできるとあって、応募は全国から殺到。抽選で招待された30組の親子が、合宿内でハンバーガーの美味しさの秘密に迫り、イベントは大盛り上がりとなった。

合宿1日目は「おいしさのヒミツ探検・工場ツアー」で、取材班が密着したのはビーフパティ工場。ここは、マクドナルドのビーフパティを作る主要工場で、東日本を中心とするマクドナルドの店舗にビーフパティを送り出している。工場は安全、安心な製品をユーザーに届けるため、厳重な衛生管理のもとに運営されている。一同も見学を前に、衛生服の着方や手の洗い方の詳しいレクチャーを受け、エアーシャワーを浴びてから、製造工程に沿った見学ツアーに参加した。

マイナス20℃に管理されている原料肉の保管庫では、思わず「さむっ！」という声が飛ぶなど、想像以上の寒さに子供たちは驚いていた。次に案内された冷凍肉の解凍工程では、牛肉の美味しさを損なわないように解凍するための高周波解凍機を見学した。これは、いわば大きな電子レンジ。大きな塊のまま冷凍肉を短時間でムラなく解凍し、ドリップを抑えて美味しさを保つのだという。

また、ミンチを入れた成型機の前で、子供たちは大興奮！成型機からは、丸いパティが1分間に2000枚以上というスピードで続々と出現、お馴染みのパティが延々と出てくる光景に息を飲んだ。ちなみに、この段階ではパティはまだ柔らかい生の状態だが、この後、マイナス40℃以下の冷凍室に約100秒通され、急速に冷凍されるそうだ。再び凍らせるのに時間をかけないのも美味しさの秘密なのだ。

ひととおりの製造工程の見学を終えると、待ちに待った試食タイム。会議室で焼き立てのパティを味わうのだが、パティだけを食べるという珍しい体験に、一同、嬉しそうな表情。食べてみると、「調味料も入ってないのに、肉そのものの風味が感じられて美味しい」という声が多く上がり、「おかわりが欲しい人」という呼びかけには、たくさんの子供たちが元気よく手を挙げていた。

そして2日目。会場は都内某所にあるマクドナルドの秘密基地「スタジオM」。オフィスビルの一角にあり、マクドナルドの店舗と同じ厨房やカウンターなどを備えたキッチンスタジオだ。プログラムではまず、“お客様を待たせず、できたての食べ物を提供する”「メイド・フォー・ユー」を体験。子供たちは、少し緊張しながらチーズバーガーの制作に挑戦し、無事完成したものをお客様としてカウンターで待っている保護者に手渡した。

さらに、食育レクチャー「ドナルド・ワークショップ」で、食べることの大切さを学ぶと、いよいよ「“夢のオリジナル”ハンバーガーづくり」体験の時間に。ここでは、マクドナルドの食材を利用して、思い思いのオリジナルハンバーガーを作ることができるのだが、ポイントとなるのは、見た目、味、そして栄養バランス。コンセプト、食材の組み合わせ、ネーミング、販売価格も全て自分で考え、それぞれが“世界中にひとつしかない自分だけのハンバーガー”を完成させた。たとえば、増田知穂ちゃんが作ったチキンナゲット入りのバランスチキンバーガーは、栄養バランスを考えてレタスをたっぷり入れたところがポイント。子供たちはオリジナルバーガーの出来栄えに満足そうだった。

合宿の締めくくりは、合宿の体験で気付いたこと、面白かったことなどをまとめた壁新聞作り。参加者は、写真やイラストなどでカラフルに色付けし、完成させた壁新聞を夏休みの自由研究として持ち帰った。

最後に保護者たちは、「合宿では、健康や美味しさについて想像以上にしっかりと考えられていることがわかり、とても勉強になった」と口を揃えた。また、「夏休みの2日間を子供と見学したり、作業したりしたことが大きな思い出になった」という声も多く聞かれるなど、親子で思い出いっぱいの2日間となった。なお、9月16日(月・祝)にも、「スタジオM」で、「おいしい笑顔プロジェクト 敬老の日・ハンバーガースクール」が開催される。三世代での参加を募集しているので、興味のある人は公式サイトで確認しよう(※8月31日まで)。【東京ウォーカー】