行列に惑わされるな!「大つけ麺博」を楽しむ秘訣
東京ウォーカー(全国版)
日本最大級の繁華街、新宿・歌舞伎町へと舞台を移した2013年の「大つけ麺博」。昨年、「中華蕎麦 とみ田」が優勝し白熱した「日本一決定戦」を今年も開催する。全国の名だたる24店が、お客の満足を勝ち取るためにしのぎを削るのだ。10月10日(木)から10月16日(木)まで出店する第一陣は6店舗。初日の昼間は、夜の戦に備え、各店ウォーミングアップ中の様子であった。
いざ!食べよう!と意気込んでも、北海道から九州まで、東京では滅多に味わえない初参加の店舗が集う中、どのつけ麺を食べようか迷うところ。開催委員長によると、店を選ぶ時、行列に惑わされてはいけないとのこと。「行列が短い店は、オペレーションがスムーズで、効率よくはけている場合もあります。お客様を待たせないよう、店舗側も必死なんです。空いている列にサッと並んで、次々味わうのがストレスなく楽しむポイントです」。なるほど。と肝に銘じ、さっそく店を探す。
結局、店舗から鳴り響く曲「ultra soul」に引き寄せられ、栃木の「麺堂 稲葉」の前へ。もちろん店名の由来はB’z。店主の小林さんが名付けた時にしっくりきたからだという。ポタージュのようにトロミのある鶏白湯スープの秘密は大量のモミジ(鶏の足)。全粒粉と石臼挽きの粉を多く配合し、歯ごたえのしっかりした極太ストレート麺で、スープとのバランスを保っている。翌日のお肌に期待が持てる濃厚さだ!
大阪から初出店の「麺や而今」は、鶏、豚、牛をベースに魚貝の風味をきかせた一杯。つるつるとしたノド越しのよい麺は、まずそのままで味わって欲しい。具の爽やかなシソ入り鶏つくねと、ちょっと甘めのスープが女性に好まれそう。調理場で威勢のいい掛声が飛び交うのは、名古屋の人気店「麺屋あっ晴れ つけめん堂」。店主の森下さんは、東京の人にも焼きアゴの香ばしさを堪能してほしいという。トッピング(100円)の「エビカラ」を入れると、ピリ辛のエビ風味が加わり2度おいしい!
北海道からは珍しい味噌味のつけ麺が登場。北海道ではまだ日が浅いつけ麺ブームを牽引する「麺 風來堂」だ。ご当地らしさをだした太めのたまご麺によく絡むよう、野菜でトロミをつけ、あっさりながらも甘味があるスープに仕上げている。つけ麺ではあまり見ない超濃厚豚骨の「九州麺魂 毘侍家(びじや)」のこってりスープも気になるところ。北関東からもう一店、栃木の「吉田商店」は、ユズが香る鶏白湯。濃厚ながらも、ややあっさりとした印象だ。麺は香りがよく甘味を感じるモチモチ麺。近隣の「稲葉」と同じ磯屋商店で特注しているそう。
これから11月6日(水)まで、1週間ごとに4回店舗が入れ替わる。食べた後、ゴミステーションで投票コインがもらえるので、本当に満足したら投票してみよう。今年はどの店が栄冠を勝ち取るのか、今後も注目していきたい!【東京ウォーカー】
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