【連載「ポッター平井の激推しアイドル！」番外編】 NMB48　3rd Anniversary Special Live　大阪城ホール公演2日目（最終日）レポート！

　大阪・難波を拠点に活動する人気アイドルグループ、NMB48の結成3周年を記念した「NMB48 3rd Anniversary Special Live」が、10月12日と13日の2日間、大阪城ホールで開催されました。

　2010年10月9日の結成当初から目標にしてきた、悲願の大阪城ホール単独ライブ。

休養中のメンバー1名を除くNMB48の全メンバー63名がパフォーマンスを披露し、計3公演で3万3千人のファンを魅了しました！

　今回は、2日目（最終日）の昼夜2公演の模様をレポートします！

●昼公演（12時開演）

　オープニングは、昨日の入場行進やメンバー宣誓はなく、オリコンウィークリーランキングで1位を獲得したばかりの8枚目のシングル『カモネギックス』のダンスMIXバージョンでスタート！『カモネギックス』→『ヴァージニティー』→『HA！』→『オーマイガー！』と、4曲連続のヒット曲披露に、会場は一気にヒートアップ！

　ユニットコーナーでは、みるきーこと渡辺美優紀が一人でギターを持ってステージに登場し、さや姉こと山本彩が弾き語りで歌うソロ曲『ジャングルジム』を歌うと宣言すると、1万1千人のファンは騒然！さすがにギターは弾けないということで、演奏はなかったものの、トロッコに乗って、アリーナの客席間の通路を巡りながら、しっとりと歌い上げるみるきーに、大声援が送られました。

　更に今度は、山本彩が渡辺美優紀のソロ曲『わるきー』を、＜わるきー衣装＞で、キュートに披露！“やられたら、やりかえす！”≪さや姉とみるきーの持ち歌交換≫は、今後NMB48を語る上で欠かせないシーンとして語り継がれることでしょう。もう二度と観られないかも。

　AKB48のシングル＆カップリング曲のコーナーもありましたが、中でも印象的だったのは、先月のAKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会で第2位に輝いた、チームB2キャプテンの、えみちこと上枝恵美加が、センターで『上からマリコ』ならぬ、『上からエミカ』を披露したこと。このパフォーマンスを観て、えみち推しになった方もきっと多いはず！

　アンコールでは、チームMが来春、大阪府内コンサートツアーを開催することがサプライズ発表されました！キャプテンの島田玲奈は「チームMでツアーがしたいとずっと言っていたので・・・」と感極まり、NMBの異端児と言われる木下百花が泣き崩れる姿を観て、私ももらい泣きしてしまいました。チームM、おめでとう！

　ラストは昨日同様、『青春のラップタイム』！全37曲を披露した昼公演でした。

●夜（17時開演）公演

　「BSスカパー！」でも完全生中継された最終公演は、全36曲をNMB48の楽曲で構成した、3年間の集大成ともいえるステージ。

　シングル曲はもちろん、カップリングのユニット曲、各チームのオリジナル曲などに加えて、山本彩は『ジャングルジム』をギターの弾き語りで、渡辺美優紀は『わるきー』を、今度はシャッフルではなく、オリジナルバージョンで披露しました。

　今年2月、≪NMB48単独での『NHK紅白歌合戦』出場≫を目標に掲げてリリースした1stアルバム『てっぺんとったんで！』の収録曲、『12月31日』も、チームMの村上文香によるピアノ演奏と、ストリングスアレンジで、3周年ライブでは初披露！

チームNの1期生、岸野里香は「（大阪城ホール公演と）もうひとつの夢である『紅白歌合戦』出場の夢も叶えたいと思います！応援よろしくお願いします！」と、目標達成への想いを熱く語りました。

　そして、アンコールではNMB48劇場の金子支配人がステージに登場し、「ここで1名、紹介したいと思います。どうぞ入って来て下さい。」と促します。

そこに現れたのは、昨年9月、惜しまれながらNMB48を卒業した城恵理子でした。

最大級のサプライズに、どよめくファン。唖然とするメンバー。

金子支配人から、先日、城から復帰したいとの申し出があり、特別オーディションを行った結果、本日付で研究生として復帰することを認めたという説明が終わると、場内は大歓声に包まれ、＜恵理子コール＞が湧き起こりました。

城恵理子は「突然のことで驚いている方もいると思いますが、お久しぶりです。城恵理子です。私は昨年の9月28日に、学業に専念するためにNMB48を卒業しました。卒業して、普通の女の子として生活していく中で、テレビや雑誌でNMBのみんなが活躍しているのを観て、私は何をしているんだろう？私は本当は何がしたいんだろうと思うようになりました。いっぱい悩んで、お父さんやお母さんと相談して、みんなとの差を埋めること、皆さんに認めていただくこと、たくさんのことを背負う覚悟で、NMBとして復帰させていただくことを許してもらいました。納得いかない方もたくさんいらっしゃると思います。言葉じゃなくて、これからの私の行動を見てほしいです。そして、いつか皆さんに胸をはって、ただいまと言えるように、努力していきます。1から研究生として頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。」と、素直な心情を語りました。

また、チームNへの昇格が発表された、研究生の林萌々香は、喜びの涙を流しながら、「もっと上を目指して頑張ります！」と、新たな決意を表明しました。

　ラストは『NMB48』を全メンバーで披露し、3周年記念ライブを締め括ったNMB48。

　今年の大晦日はNHKホールのステージで、笑顔いっぱいの最高のパフォーマンスを魅せてくれることでしょう。

【取材・文＝ポッター平井】