本とこだわりコーヒーのある夜カフェ

東京ウォーカー

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夜更けのコーヒー店は時間の流れがゆるやか。日常を切り離してくれる居心地の良さと、趣味のよい本にも出合える3店に注目してみた。店主がこだわりぬいた至福の一杯で一日の終わりを締めくくろう。

深夜1時まで開く三軒茶屋のMOON FACTORY COFFEEは、京都にあるエレファントファクトリーコーヒーの姉妹店。北海道・美幌の自家焙煎店「豆灯」の豆を使うドリップコーヒーは、しっかりした苦味とコクの深煎りがお勧め。ほの暗い照明にアンティーク家具が溶け込み、まるで屋根裏部屋のように秘密めいた空間だ。稲垣足穂のエッセイなど、100冊近い古本がいつでも手に取れる。

夜のコーヒーが理にかなっていると言うのは、中目黒にあるCAFE FACONのオーナー、岡内さん。コーヒーは深入りほどカフェインが少なく、ミルクを入れたカフェオレなら鎮静作用も期待できるそう。すべてスペシャルティコーヒーを使い、豆の個性を生かすよう店内で焙煎している。ドリップは、ペーパーとネルから選べる。ウッディで落ち着いた雰囲気の中、常連が提供した本や著作業のお客さんの本を一読してみては。

コーヒースタンドにワーキングスペースを備えた目新しいお店も登場。代々木公園に程近いMAKERS COFFEEは深夜0時まで営業と、遅くまで働くクリエイターに至れり尽くせりのカフェ。電源やwifi完備の店内は60分380円からの利用料で自由に出入りできる。オランダの職人による日本に1台のみのエスプレッソマシンは、バイクのエンジンをモチーフとした際立つ存在。これで抽出したカフェラテやドリップコーヒーは、あと味すっきり。デザインやアート系の本が充実しており、知的好奇心が大いに刺激される。もちろんカフェ利用だけでもOKだ。

コーヒー片手に物語の世界に浸る秋の夜長は、きっと心を豊かにしてくれることだろう。

【さらに詳しい情報は10月15日発売号の東京ウォーカーに掲載!】

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