【12/13・14公演!】俳優・西村雅彦プロデュ-スの舞台にTEAM NACS・安田顕が出演!作品やNACSについて直撃した!

関西ウォーカー

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俳優・西村雅彦がプロデューサーとして、自ら企画・キャスティング・出演を務めるプロデュース公演。“明日への勇気と希望”をテーマに、日本中に届ける舞台の最新作「ブラザーブラザー」のPRに、TEAM NACSの安田顕が来阪した。舞台は現代、何代か続く医院で行われる両親の四十九日の法事。そこへ、20年も消息不明だった兄が、ブラジルから日系三世で日本語の話せない嫁を連れ、突然帰って来て…。「家族って何?」と問い直す、すったもんだの爆笑ヒューマンコメディだ。安田は、広告会社勤めのエリートサラリーマンの役。離婚したばかりでヤサグレている次男として出演する。今回の参加を喜ぶ安田が、作品とTEAM NACSへの思いを語った。

Q:TEAM NACS以外の作品を選ぶ基準は?

「ボクは“ご縁”です。それ以外はないです。やらしていただけるものは全部やらせていただきたい。ご縁のあるものは全部つなげて行きたいというのが基本姿勢ですけど、今回のプロジェクトに関しては、ボクの中でもう一度やりたいという気持ちがとても強かったものです。2010年に今回と同じカンパニーの“ナンシー”という芝居で全国を回ったんですけど、すごく楽しかった思い出があって。飯島直子さんやヨーロッパ企画の本多力くんとか、みんなとまたやりたいねって言ってて。西村雅彦さんには作品へのアプローチの仕方を教えていただけたのが刺激的でした。だから、今回もういちどご縁をいただき、呼んでもらえて本当にうれしい。ゴツゴツしていて個性豊かなメンバーですが、チームとして魅力的な輪が出来あがっているようです」

Q:今回の作品の印象は?

「読みながら笑っちゃう脚本でした。自分の家族が浮かびましたね。コメディは難しいですが、魅力的です。今回もそうとう苦労すると思いますが、『ナンシー』以上の舞台を作ります。一生懸命さから生まれるおかしさを狙いたいですね。舞台を観ていて、一番近い家族が思い浮かんだ時、その人と話でもしてみたいなと思ってもらえたらうれしいです」

Q:楽しみにしていることは?

「毎回毎回、お客様からいただく拍手が楽しみです。北海道では最初、観に来てくれる人が少なくて。観て、感じて、拍手もらえる温かさが忘れられないんです。その時の感覚をもう一度味わいたいと思って、続けています。好きなことを仕事にできているのは幸せだと思いますね」

Q:NACSの舞台とは違う?緊張する?

「TEAM NACSは、演劇ユニットとは言いながら、5人の劇団っていうくくりですし、大学の頃からやっていて気心は知れているので、感覚は違いますね。TEAM NACSは、5人が5人、それぞれに光る舞台というものを求めて行くので、公演では物語とはちょっとズレたところも出てきたりしますし。でも、NACSも外部も、どっちも緊張します。緊張の質が違いますね。ボクが他のプロジェクトで呼んでもらえる一番の原動力は人との縁だったりしますが、NACSでは一番支えてくれてるのはファンの方。そこがすごく大きいと思うんですよ。NACSが好きで、チケットを買ってくださって、ボクらを応援してくれるお客さん。3年に1回ぐらいしかやらないんですけど、その時も、それからメンバーそれぞれ違う舞台出た時も観てくれる。『今回こういうことをやったのか、なるほどね、で次はいつ?』と聞いてもらえるのが、最低限NACSとしてやるべきこと。その時に『次は行かない』って思われるのが一番怖い。そういう部分の緊張はすごくありますね。作品に出る前は、どの舞台も緊張しますけど、いい緊張感を持ってやっていこうと思っています」

Q NACSは3年に1度、ですか?

「長く続けたいんですよ。絶対的な座長がいるわけでもないですし、岸田戯曲賞が取れるようなすごい作品が書ける人もいないし。演劇界として評価を得られるような作品ができるとも、はなから思ってないです。で、勝てることがあるとしたらなんだろう、っていったら、解散しないことだと思うんです、続けるってことだと思ってます。続けるためにはどうすればいいか、それは毎年やらないこと。お客さんにはほんとに申し訳ないんですけど、ちょっと時間を空けて、そのかわり長くやっていこうという感覚です」

Q大阪に来たとき、行く店とかありますか?

「ボクは、必ずカッパ横丁の中にある居酒屋に行くことを決めています。ボク、札幌でサラリーマンやってて、すぐ辞めたんですけど、辞める時に札幌の居酒屋で『明日辞めるんだ』って言ったら、『ただで飲ませてやるよ』って酒を注いでくれたマスターがいたんですよ。で、初めて大阪のドラマシティで公演した時、その酒の名前の居酒屋をたまたま見つけて。入って『ボク、このお酒好きなんですよ』って言ったら、たまたまその酒を出している酒造メーカーの人が来てて『そうかそうか、北海道の人が好きでいてくれるんだ、ありがとう』って。『役者やってんの?』と、店のおばちゃんがかっぽう着に『サインして。応援してるからね』っていうことがあったんです。そこから公演あるときは、もちろん誰も覚えてないんですけど、一人でサッと行ってそこでお酒だけ飲むようにしてます。大阪公演中、必ず一回は行きますね」

Q日本酒党? アテなしで?

「日本酒、好きです。ビールも、お酒全般好きです。空酒多いですね。空酒好きなんです、はい。塩からとかで充分なんです」

Q他のメンバーもみんなそうですか?

「NACSの他のメンバー4人はグルメだから食べに行ったりするけど、ボクはその辺の街を一人で流して歩くのが好きなんですよ。で、フラっと居酒屋に入る。“吉田類の酒場放浪記”みたいなもんですよ(笑)。で、フラッと入って、飲んで、誰かが話してるなという、何となく地元の臭いを感じたつもりになるのが好きですね。そのあと歩いて帰る。次の日、芝居が終わったあとに、みんなで食べたものの話をするとき、こういうところに寄ったよって話のネタにもなるという感じで。そうですね、ボクはわりと一人で行動しています」

【取材・文=ドルフィンコミュニケーション】

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