ふるさと祭り2014に限定出店!ここでしか味わえない幻の和歌山中華そばを実食

東京ウォーカー(全国版)

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日本全国各地のうまいものが大集結する年明け初のビッグイベント、ふるさと祭り東京2014が1月10日(金)より今年も東京ドームで開催される。今回、ラーメンWalker編集部が和歌山県と湯浅町そして都内人気店・麺や七彩とコラボし、「幻の和歌山中華そば」をラーメンWalker食堂として初出店することになった!昨年12月某日、ついに試作品が出来上がったというので、その幻の味を一足先にいただいてきた。

和歌山ラーメンといえば、しっかりした味わいで濃厚な醤油豚骨。その歴史は、豚骨を四国や中国地方から長時間かけて海運する際、保存性を高めるため醤油漬けにしたのが始まりという説がある。今回、和歌山を代表する車庫前系、井出系の2大系統と取材拒否店と知られる伝説の店などを食べ歩き、最新の調理技法を使って、どこにもない古くて新しい和歌山中華そばの開発に挑戦した。

都内ではあまりお目にかかれない和歌山ラーメンに記者も期待が高まる。まず見た目はとびっきり濃厚そうな茶褐色のスープ。表面に豚由来と思われる脂がキラリと光っている。トッピングはチャーシュー、メンマ、青ネギといったオーソドックスな構成。それぞれ丁寧な仕事が施されていそうで食欲をそそる。スープをひと口飲んでみると、キリッと醤油が立っているマイルドな口当たり。豚骨の匂いに誘われ、さらにレンゲの動きが加速する。

さらにもうひと口。ゼラチン質が唇にまとわりつくほど重厚なスープなのに、キレがよいのに驚いた。ピリッとくる黒コショウと爽やかな青ネギがアクセントとなり、箸が進む。しっかりと醤油で煮込まれたメンマとチャーシュー、醤油の立ったスープは絶対ご飯にマッチすると、思わず小ライスをオーダー。

「濃厚なのに後味スッキリなのは、角長醤油のおかげかもしれません」と、地元で色んな店を食べ歩いた和歌山県庁PR担当の大石さんも大絶賛だ。本場ではどこのラーメン店にも、太巻きや早なれ寿司という手のひらサイズの鯖の押し寿司がおいてあり、一緒に食べるのが和歌山スタイルだそう。

現地まで赴き厳選し、食材で特にこだわったのが、重要な味の決め手となる醤油。和歌山県には醤油発祥の地と言われる湯浅町があり、湯浅醤油は知られざるご当地名品。その歴史は深く、室町時代の金山時味噌から誕生し、750年にも及ぶ。今回の幻のラーメンには湯浅で最も古い醤油蔵、天保12年創業の角長の醤油を贅沢に使用した。約170年使い継がれる吉野杉の仕込桶で、約1年半の熟成を経て生まれる手作り醤油だ。

開発したのは、化学調味料や添加物を使わず、食材ひとつひとつの魅力を最大限引き出す一杯にこだわる名店、麺や七彩。店主の阪田博昭が現地で和歌山ラーメンの歴史と製法を舌で学び、幻の和歌山中華そば作りを手がけた。阪田氏は「現地でうらしま食堂の和歌山ラーメンに出合い、あまりの美味しさにNEO和歌山にチャレンジしたいと火がついた。そこと車庫前系の元祖と言われる、本家アロチ 丸高中華そばの製法に着目し、良いところだけを合わせて唯一無二の味を作ることができた」と、今回の開発経緯について語る。

今年のふるさと祭りでは和歌山の魅力を詰め込んだ、わかやま紀州館ブースにて一杯800円で提供する。同ブース内で販売する魅力溢れる和歌山の寿司とともに、本場にもない幻の和歌山中華そばを是非味わってみてほしい。【Walker】

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