【2013年を振り返る】海外勢強しの食品業界で来年は「和」がブームの予感!
東京ウォーカー(全国版)
2013年も残りわずか。Walkerplusでは様々なジャンルから2013年ならではのトレンドを検証、さらに2014年の展望を予測してみた。今回のジャンルは食品。この1年でトレンドになったフードはどのようなものだったのか?食品業界に詳しい関係者や関連企業に聞いてみた。
■菓子とのコラボも!オリーブオイル
某イケメンタレントが番組の料理コーナーで使用したことなどでますます注目されているオリーブオイル。2012年後半にレアな掛け合わせのオリーブ大福が話題になり、2013年の初旬にはオリーブオイル100%で揚げたポテトチップス、Olivee(オリービー)ソルトも発売されるなど、菓子とのコラボも注目された。オリーブオイルはオレイン酸を多く含んでおり、血液中の悪玉コレステロールを下げる働きを持っているとか。健康意識の高い人にも人気で、上述の菓子を食べた編集部員も「オリーブオイルはヘルシーなイメージがあるので、こうしたお菓子になるのは嬉しいです」と絶賛していた。
■炭酸からスムージーまで登場!ホットジュース
2013年は変わり種ホット飲料が続々と発売された一年でもあった。コカ・コーラシステムから登場したカナダドライホットジンジャーエールや、キリンから登場したキリンの泡 ホット芳醇アップル&ホップなど、メディアも様々なホット炭酸飲料の話題で賑わっていた。ショップで楽しむプチゴージャスな気分の外飲みスムージーもブームになったが、その流行に乗って登場したのは、カナダ発のスムージー・フレッシュジュース専門店JUICE ZONEの新ホットジュースだった。食品業界に詳しい電通パブリックリレーションズの西澤朋子さんは「(JUICE ZONEでは)ブルーベリーやラズベリーなどが入ったもの、温州みかんを使ったホットジュースが出ています。フルーツを温かい状態で体に摂り入れるというのは、体に良いことを重ねている感じで、気持ちが落ち着きますよね」と話す。「秋には、サントリー食品インターナショナルとサーモスが共同開発したマイボトルドリンクのdrop(ドロップ)も登場しましたが、果実の美味しさをお湯で割って楽しむポーションのHOTでおいしいオレンジなどが出ていたりと、“ホットで飲む果物”はキーワードになっていますね」と教えてくれた。
■あんこが2014年ブームの予感!
前出の西澤さんはさらに2014年にブームが再燃しそうなフードについて、「2013年は海外勢だけでなく、日本生まれの店も相次いでオープンするなど、パンケーキブームが長期間続きましたが、洋菓子人気に対する揺り戻しも来ていると思うんです」とコメント。そこで再注目を集めそうなのがあんこだ。「東京が2020年オリンピックの開催地に決定しましたが、そんな中で“日本が誇れるものを探したい”という機運が高まっており、和のもの、和菓子などに目を向ける機会も多くなってきたのではないでしょうか」と話す。クロワッサンとコラボした新スイーツ、クロワッサンたい焼きなども話題になっているが、20104年はあんこ人気が今以上の盛り上がりを見せるのか、その動向から目が離せない。【Walkerplus】
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