【追悼:やしきたかじんさん】関西ウォーカーゆかりの著名人よりメッセージ・コメント(その8) 大西ユカリさん、西田二郎さん、熊谷真菜さん
関西ウォーカー
「関西の視聴率男」として数々のTV番組に出演、長年愛された歌手・タレントのやしきたかじんさんが1/3に死去されました。64歳という早すぎる死に、私たち関西ウォーカー編集部からも哀悼の意を評します。また、関西ウォーカーに関わる各界の著名人、関西で活躍するファンたちからも、たかじんさんへの追悼とお礼のコメントが続々と届いていますので、ここで紹介いたします。
●大西ユカリさん(歌手)
たかじんさんの訃報、驚きました。
あれは2000年頃だったかと存じますが、たかじんさんのコンサートに行きました。モダンチョキチョキズの矢倉さんに当時のマネージャーをご紹介いただき、終わってからの楽屋に伺う予定でしたが、ライブ見て、いつか御挨拶できるように頑張ろう、いつか挨拶いこう!と、想い直したん思い出します。
心から会いたかった方ですが、ずっとずっと『遠くて近い、大阪人の心の中にいてる人』なのがエエのかもしれませんね。
●西田二郎さん(読売テレビプロデューサー)
「たかじんさん、、、」ご冥福をお祈り申し上げます。
いまからさかのぼる事30年、関西テレビで「鶴瓶のミッドナイトトレイン」という番組があった。
鶴瓶さんが深夜に自由気ままにやってるような番組だったと思うが、
そこで「テレビ初登場!歌がめちゃくちゃうまいのに、めちゃめちゃおもろいおっさん!」みたいに紹介され、
そこでも鶴瓶さんにいきなりツッコミ、テレビの怪人たる片鱗を中学生の僕に見せつけた。
同期の美術デザイナー伊藤大樹の出世作となった「たかじんno ばぁ~」。
当時、大阪の深夜番組にはあり得ないほどのゴージャスで、
もはやテレビではない「飲み」の空間を見事にデザインし、空間の中で様々なドラマも生まれた。
視聴率が高い、面白い、とかいうその前に「テレビってこんなもんやろ?」っていう妥協がなく、隙がないリアリティに感服した。
美術部へいくと、伊藤が、いつも楽しそうに「こんなん作ってん!」とステッカーやなんやノベルティを僕に見せてくれていた。
入社して二年目か三年目の駆け出しのころ、「いつかは『ばぁ~』を超えたもの作ったる!」って思ってた。
東京に僕が「ダウンタウンDX」の演出で転勤になってから、はじまった「そこまでいって委員会」。
中味は、見る事できなかったけど、毎週のお化けの視聴率に、こちらも負けてなるまいと必死だった。
放送作家の倉本美津留さんが大阪でのAD時代、たかじんさんの番組で沢山の素人さんを次々出して回していく企画があったのだが、
何を勘違いしたのか倉本さんは、素人さんを帰してしまい、だれもいない状態になったのだと。
怒られるのは当然なのだが、たかじんさんはその逆境をトークで乗り越え、もともとの企画より面白いものにしてしまったそうだ。
関西が、東京とは違う文化を熟成し、アンチとしての大きさを常に固持し続けるに必要な大きな星が去ってしまうことに、戸惑う。
直接の関わりのない僕なんかが何を言ってもなんだろうが、本当に惜しいし、悔しい。
64歳。そしてあまりにも若すぎやしないか?適当な言葉が見つからないと言うのが本当。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
●熊谷真菜さん(日本コナモン協会会長)
大阪を代表するコナモンのアイドルといえば、「たこ焼き」。
大阪を代表する毒舌のアイドルといえば、「たかじん」。
インドネシアの王女様のたこ焼き店オープニングレセプションにでかけたのを、たかじんさんの番組で取り上げていただいたのが縁でした。
大阪の元気、気概を自ら体現するたかじんさん。
たこ焼きみたいに愛されながら、惜しまれながらササッと逝ってしまうところも、あなたの美学だったのかもしれませんね。
たかじんさ~ん! こんなに早く逝ってしまって委員会?
※追悼コメントは随時更新、追加UPしております。下記リンクにも様々な方々のコメントを掲載しておりますので、ご覧ください。
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