サラリーマンも応用できる!偽装問題から学ぶ最適な謝罪法とは?
東京ウォーカー(全国版)
食品偽装問題が世間を騒がせている中、「大手百貨店で取り扱われているブランド品に偽物が紛れ込んでいた」という話も最近ではよく耳にする。1月には、西武池袋本店や京王百貨店新宿店など、日本を代表する百貨店の催事で、アメリカの人気ブランド、チャン・ルーの偽装商品が販売されていたことが発覚。多方面より非難と驚きの声が上がっている。
そんな中、クレーム対応アドバイザーである関根眞一さんは、自身のメールマガジン「関根眞一のクレーム対応塾」(KADOKAWA)で、この騒動の問題点について言及している。その内容について少し紹介しよう。
関根さんは、騒動の責任は仕入れを担当するアクセサリー担当バイヤーにあると断言する。今回、バイヤーが偽装商品を取り扱ってしまった原因の一つとして、リサーチ不足が上げられる。では、なぜこのバイヤーは簡単に取引先を信用してしまったのであろうか?
恐らくこのバイヤーは、取引先業者を「過去に有力な百貨店と取引した実績がある」という“表面的”な理由で信頼し、実際に取り扱うことになる商品について、十分にリサーチをしなかったのではないだろうか?これに対して、メルマガ内では、実績とはあくまでも判断材料でしかないので、仕入れの担当責任者であるのなら、自身の目で商品を見て、真贋を見抜く努力を怠ってはならない、という関根さんならではの意見が綴られている。
さらにメルマガ後半では、百貨店側の謝罪の仕方にも触れており、社長や重役による謝罪だけでなく、バイヤーが表に立って謝罪しなければならなくなったケースについても書いている。また取引先の業者が、他の有力百貨店ともやり取りがあったことを知っていたか、知らなかったかで、謝罪時に述べるべきポイントが大きく異なることも、それぞれの例文と共に分かりやすくまとめられているのだ。
これらの謝罪方法は、「百貨店で偽装商品を販売してしまったことに対する謝罪」という限定された場面だけでなく、サラリーマンであれば様々な場面で応用して使える内容になっているのも見逃せないポイントだ。いざという時に備え、是非一度読んでみてほしい内容だ。【Walkerplus】
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