カラフルおはぎも！進化系あんこスイーツに注目

手土産にぴったりなキュートなあんこスイーツが続々と登場している。スイーツコーディネーターの松本由紀子さんも、「日本の甘味『あんこ』を使った新店がたくさん出ています! 昔ながらの和スイーツに、定番のおはぎや大福も新しいエッセンスを加えて登場していますよ！」と、最新事情について話す。そこで今回は、関西エリア3店舗の進化系あんこスイーツを紹介しよう。

■ピンクのおはぎ!?「森乃お菓子」(大阪・北新地)

豊中で大人気の和菓子店が、北新地にテイクアウト専門の新店をオープンした。ユニークな素材を使い、それに合わせてあんこの炊き方を変えるこだわりのおはぎが楽しめる。

お土産にお勧めの「森のおはぎ」(680円・4種入り)は、ひと口サイズのおはぎセットで、春限定で登場しているのが、淡い桜色の「花桜よもぎもち」。中には、「ほうじ茶黒米もち」や「みたらし雑穀もち」「大納言雑穀もち」とカラフルで可愛いおはぎが揃っている。ちなみに同店では、モチモチなのに、トロッととろけるわらび餅などの絶品和菓子も展開中！

■カフェオレ味の大福!?「楽emon」(兵庫・尼崎)

和菓子店に生まれ、洋菓子を勉強してきた店主だからこそ作れる大福「カフェオレ大福」(250円・1個 ※～4月末予定)は、薄い白玉粉の生地に、コーヒーを混ぜた白あんと生クリームがマッチ！コーヒーのほろ苦さが、まろやかなあんこの甘味を引き出しており、和と洋が見事にコラボしている。同店では、この「カフェオレ大福」などの変わり種以外にも、美味しい定番和菓子を販売しているので是非チェックしてみて。

■あん×抹茶パンケーキ!?「パンケーキ専門店 mg.」(大阪・心斎橋)

モダンハワイをコンセプトにしたハワイアンカフェの新メニューは、「mg.オリジナルどら焼き風抹茶のパンケーキ」(1080円 ※～4月末予定)。抹茶風味のパンケーキにあんことイチゴ、白玉をサンド。トッピングの生クリームには、練乳を混ぜてまろやかな甘さを演出している。

ふっくらと炊いた十勝産のあんこは甘さ控えめで、イチゴ「あまおう」の甘酸っぱさとの相性も最高。中のもちもちの白玉も、フワフワの生地との違いを生み出して、おもしろい食感になっている。

これら個性派のあんスイーツは、お花見の際の話題作りにもひと役買いそうだ。【関西ウォーカー】