“キャラメル味”続々登場 「キャラメル人気」の理由とは

東京ウォーカー

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「生キャラメル」や「塩キャラメル」をはじめ、近頃なにかとよく目にする“キャラメル”。アイスクリームやスナック菓子などにも“キャラメル味”の新商品が登場。“キャラメル”がこれだけ受け入れられている理由は、一体どこにあるのだろうか?

まず「キャラメル」で思い浮かぶのは、1899年以来「ミルクキャラメル」を販売し続ける老舗・森永製菓。キャラメルが広く受け入れられている理由を尋ねてみた。

「キャラメルのどこか懐かしくホッとする味わいが、ストレスフルな時代のちょっとした息抜きとして支持されているのだと考えています」(森永製菓広報)。

ふむふむ。人気をこう分析する森永では、08年度のキャラメル製品の売上げが前年比2割増で推移しているという。

「多くの味わいを持つキャラメルが増えていることや、飲料やアイス・デザートなどによりキャラメルが様々な形で広がっていることも大きな要因ではないでしょうか。特に若い方々を中心に、抹茶キャラメルや塩キャラメルなどの新しい味わいが支持されています」(森永製菓広報)。

シニア層は定番の「ミルクキャラメル」、若者は「抹茶味」や「あずき味」などの新フレーバーを好む傾向があるらしい。

若者から支持される“新しいキャラメル”として記憶に新しいのは、昨年大ブレイクした「生キャラメル」だろう。北海道・花畑牧場の大ブレイク以来、一躍全国区となりWEB上では現在も入手困難な状態が続く。それに便乗する形で各地の“生キャラメル”が産声を上げ、4月末には「生キャラメルポット」(タカラトミー)という自宅で生キャラメルを作れるクッキングトイまで登場する。

花畑牧場では、今年に入ってからも「バナナ味」など、新しいフレーバーの生キャラメルの展開中だ。2月には生キャラメルを数量限定で購入できる「花畑牧場 ホエー豚亭 青山」として東京に進出した後には連日行列が続き、北海道発のブランドとして社会現象を巻き起こしている。

そして“キャラメル化”の波は、人気チョコレートブランド・ゴディバにも波及。5/9(土)にアイスクリームの新フレーバーとして、「キャラメルチョコレートチップ」(420円)が登場する。若い女性の“頑張った自分へのご褒美”にも、キャラメルは欠かせない要素となっているのかもしれない。

従来の枠を超え、様々なテイストに展開を始めたキャラメル。前出の森永製菓は、更なる進化を予告した。「現在弊社では、“抹茶味”“あずき味”に続く和素材・健康素材を活用した製品を考案中です。キャラメル自体が大きく変化を始めた中で、今後の様々な味わいを楽しみにしてください!」(森永製菓広報)。

とどまることを知らない“キャラメル旋風”。今後どのようなフレーバーの新しいキャラメルが登場するのか、注目してみたい。【東京ウォーカー/中道圭吾】

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