【連載「ポッター平井の激推しアイドル！」第59回】 祝！デビュー10周年！更にスッペシャルなアイドルグループへ！「Berryz工房」

　今年3月3日にデビュー10周年を迎えたBerryz工房は、清水佐紀（22歳）・嗣永桃子（22歳）・徳永千奈美（21歳）・須藤茉麻（21歳）・夏焼雅（21歳）・熊井友理奈（20歳）・菅谷梨沙子（19歳）の見た目も個性もデコボコな7人組アイドルグループ。

　デビュー当時は小学生だったメンバーも、最年少の菅谷梨沙子が4月4日で20歳に！ 私は07年頃から彼女たちが来阪する度にお会いする機会が多かったのですが、メンバー全員が20歳越えとは、感慨深いものがあります。

　そこで、先日来阪していたキャプテンの清水佐紀と熊井友理奈に、Berryz工房が歩んだ10年を振り返っていただきました！

●伝説のさいたまスーパーアリーナ公演（07年）

　04年3月3日『あなたなしでは生きてゆけない』でCDデビュー。05年3月、6thシングル『スッペシャルジェネレーション』で初のオリコンTOP10入り（7位）を果たしたBerryz工房は、07年4月1日、さいたまスーパーアリーナで「2007桜満開Berryz工房ライブ～この感動は二度とない瞬間である！～」を開催（昼夜2公演のチケットは完売）。当時の平均年齢13.8歳は同会場での最年少記録で、現在もその記録を保持しています。

　「あの時もステージ広いなぁ、会場大きいなぁ、すごいなぁって思っていたんですけど、今の方が、さいたまスーパーアリーナでライブが出来るすごさを実感します。最後の曲で泣いて、ステージから降りた後、当時のマネージャーさんから＜こんなことで満足しているようじゃ、まだまだだな＞って言われたのを覚えています。もっと上を目指して頑張らなきゃって思いました。」（清水）。「ステージではとにかく走り回っていましたね。本当にたくさんの方が観に来て下さっていたので、あの感動は忘れられません。」（熊井）。

●海外進出のきっかけになった「アジアソングフェスティバル」（08年）

　08年10月、韓国で開催された「アジアソングフェスティバル」にて、アジア最高新人歌手賞を受賞！

　「初めての海外が韓国だったんです。アジアソングフェスティバルに、日本のアーティストの代表として参加して、新人賞をいただいたんです。その時、5～6万人の前で歌ったんですけど、それが海外に進出するきっかけになったので、印象深いですね。」（熊井）。

　その後、Berryz工房は、タイ、アメリカ、ミャンマーなどでライブを開催しています。

●思い出深いコンサートツアー「ベリ高フェス！」（10年）

　05年以降、毎年開催されている単独ライブ。

　「ベリ高フェス、すごい懐かしい！学園祭がテーマで、毎公演、違う内容のショーをやったり、あみだくじでソロ曲を歌うメンバーが決まったり、私たち自身も楽しかったです。熊井ちゃんが言っていた＜僕、初めて見たよ、羽根のない天使＞っていうセリフがかっこよかったのを、今でも覚えています。」（清水）。

●初めての日本武道館単独ライブ！（13年）

　13年11月29日、Berryz工房にとって初めての日本武道館単独ライブを開催！

　「武道館公演が決まってから、改めてメンバー内で話し合うようになったし、自分たちの意見も出させてもらって、曲を決めるのも何回も打ち合わせをしたので、本当に思い入れの強いライブでした。デビュー当時からの夢が10年越しで叶いました。」（清水）。「普段のライブにはお友達とか恥ずかしくて呼ばなかったんですけど、やっぱり武道館は観てほしいと思って、観てもらったら、＜友理奈ってあんなに軽快に動けるんだね＞って言われました（笑）。ファンの皆さんの温かさも実感して、皆さんがいたから、ここまで来れたんだと思いました。」（熊井）。

●ファンの皆さんと迎えたデビュー10周年記念日（14年）

　今年3月1日から「Berryz工房デビュー10周年記念コンサートツアー2014春～リアルBerryz工房～」を開催中！

「今回、曲数が多くて、体力的にもすごくきつくて、メンバー同士でマッサージし合ったりとか、支え合いながら、必死に頑張っています（笑）」（清水）

デビュー10周年記念日の3月3日は、TOKYO DOME CITY HALL公演でした。

　「ファンの皆さんに10周年をお祝いしていただくことが出来て、幸せだなぁって思いました。」（清水）。「リハーサルの時からちょっとウルウルしちゃって、本番が始まる前にも、お母さんから届いた長文のメッセージを読んで、泣いちゃったんです。」（熊井）。

　

　Berryz工房は2月19日に34枚目の両A面シングル『大人なのよ！/1億3千万総ダイエット王国』をリリース！オリコン週間チャート初登場4位にランクインしました。

　「『大人なのよ！』は、大人になったBerryz工房をこの1曲で観て、聴いて、楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。」（清水）。「『1億3千万総ダイエット王国』は、タイトルからすごくインパクトがあるんですけど、Berryz工房にしか出来ない、歌えない曲だなと思います。」

　2月26日にはベストアルバム『Berryz工房スッペシャルベストVol.2』もリリース！

　「特にお気に入りの曲は『すっちゃかめっちゃか～』です。ファンの方もテンション上がると思うんですけど、何より私たちが一番テンション上がります（笑）」（清水）。「私は『君の友達』ですね。いい意味でBerryz工房らしくない曲なんですけど、聴けば聴くほど、いい曲だなって思います。」（熊井）。

　

デビュー11年目を迎えたBerryz工房ですが、「まだまだBerryz工房のことを知らない方もたくさんいらっしゃると思うので、また新たな一歩を踏み出す感じで、更に7人でパワーアップしていきたいと思います！」（清水）。「みんな個性がバラバラなので、それを生かしつつ、7人揃うとすごい力を発揮するので、もっとたくさんの方に知ってもらいたいなと思います。」（熊井）。

取材終了後、2人からBerryz工房公式アンバサダーの認定証をいただきました。その最後の一文には「今後より一層の宣伝活動に全力を注ぐことを命ずる。」と記されていました。

皆さ～ん！Berryz工房って、かわいくて、かっこよくて、面白くて、最高やで～！

【取材・文＝ポッター平井】