高野山麓の聖地と郷土グルメを巡る!【第2弾】空海の母が滞在した「慈尊院」

関西ウォーカー

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「高野山麓の聖地と郷土グルメを巡る」レポート第2弾。今回は「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて10周年の2014年、「高野山開創1200年」の2015年に、和歌山の高野山と共におすすめする、高野山の表玄関の「慈尊院」。

弘法大師が高野山開創に際し、庶務を司る政所、冬期の避寒修行の場所とした「慈尊院」。世界文化遺産の「慈尊院」は、高野山への参詣道である「町石道」の起点であり、今も一町(109m)ごとに卒塔婆石が残る。

弘法大師の母が晩年ここに移り住み、月に九度母に会いに高野山上より二十数kmの山道を下って通ったことからここの地名が「九度山」となったという説がある。そのため女人禁制の高野に対して女人高野として女性の信仰を集めてきた。子宝、安産、育児、授乳などを願って、めずらしい乳房型絵馬を奉納して祈願される。最近では、乳がんのお参りでも有名。

本尊の国宝、「木造弥勒仏坐像一躯(もくぞうみろくぶつざぞういっく)」は、弘法大師の母没後、伽藍(からん)を建て安置されたもの。また弥勒堂は重要文化財に指定されており、2015年は、開創1200年を迎え、4月2日~5月21日は、1200年祭を行う。普段は21年ごとに1日だけご開帳される本尊が、1200年祭の期間中は、ずっと開帳される。ぜひこの機会に訪れてみたい。

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