世界にひとつだけのウイスキー、Maker’s Markの封蝋を体験してきた!

東海ウォーカー

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古くから手紙や書類を入れた封筒を閉じるために使われてきた封蝋(ふうろう)。溶かした蝋(ワックス)を紙に垂らし、その上から紋章をスタンプするもので、中世ヨーロッパを舞台にした映画などで見覚えがある方も多いのではないだろうか。

ボトルの上部からドロリと流れた赤い封蝋がトレードマークのバーボンウイスキー、Maker’s Mark(メーカーズマーク)。 通常、蒸留所で施されているこの封蝋を、特別に体験できるウイスキーセミナーが名古屋で行われるということで、編集Yが参加してきた!

Maker’s Markの封蝋は、溶かした蝋に、ボトル上部をディップすることで完成する。蝋は200度という高温。安全のため、作業は手袋・アームカバー・エプロン・ゴーグルが必須だ。重装備を身に着け、いざ挑戦!

まず、担当のスタッフから「きれいに蝋を滴らせるためには、蝋からボトルを引きあげる際にクルッとひねり、最後に『ドンッ』と勢いよくボトルを置いてください」とレクチャーを受ける。一見簡単そうだが、この工程に手間取ると、蝋が流れる前に固まってしまう!また、長時間蝋にボトルを浸けすぎると、熱によりビンが割れてしまう危険性があるという。それを聞いた編集Y「ディップするだけだから、簡単でしょ~」と挑んだが……思うように蝋が流れず、バランスの悪い仕上がりに(写真参照)。ボトルに蝋が飛び散り、気泡もできてしまった。落ち込みながら他の参加者が作ったボトルを見てみてみると、蝋が付着しすぎたり、少なすぎたりとどれも不恰好な仕上がり。市販されているようなきれいな滴りを作るには、熟練の技が必要なのだ!それでも、みんな自分が作った”マイボトル”にご満悦の様子だった。

自分たちが作ったウイスキーを、大切な人へしたためる手紙のように届けたいという思いが、この赤い封蝋に込められている。1959年の誕生から、世界中に出荷されている現在も、アメリカ・ケンタッキー州にある小さな蒸留所で、1本1本手作業で仕上げている。ボトルに同じカタチのものは1本もない。まさに、世界にひとつだけのウイスキーなのだ。

街でMaker’s Markのボトルを見かけたら、それぞれの封蝋の形の違いに注目してみては?

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